酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

続NHK原発報道

2011-03-16 06:16:03 | Weblog
 NHKは福島原発の報道で「映像隠し」だけでなく、学者を動員した情報操作を行っているように見える。

 昨夜のニュースウオッチ9である。解説に出てきた東大の某教授は、4号機と5、6号機を取り違えた青山祐子の言葉をそのままひきとり、4号機の状況の深刻さが伝わらない話し方をしていた。

 この先生、3号機周辺で観測された最高線量についても400シーベルトを300シーベルトと「言い間違える」など、ひどすぎた。

 次に出てきた老学者はさらに怪しい。TMI事故に派遣された経験があるのが「売り」らしいが、繰り出す楽観論に何の根拠もない。こういう人の「大丈夫」を聞くとかえって不安が増すばかりだ。

 老先生いわく「福島は全号機が停止した。運転中だったTMIやチェルノブイリとは全く違う」。止まった後、暴走しそうになっているのが大問題なのに、何たる言い草か。「発熱量は小さいのでやがて収束していきます」などというに及んでは、正気とは思えない。こんな人物を使うNHKは、何を考えているのか。
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