酔眼独語 

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海保保安官は在宅起訴が相当だ

2010-11-15 05:28:56 | Weblog
 一躍時の人になった5管の保安官について、警視庁は今日逮捕するかどうかを決めるらしい。

 《沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、流出への関与を申し出た海上保安官(43)を逮捕するかどうかについて、捜査当局は15日、最終的な結論を出す方針。
 警視庁によると、海上保安官はこれまでの事情聴取に対し、「自宅の個人用パソコンに衝突事件の映像を取り込んだ」などと話している。動画投稿サイト「YouTube」で公開するには、映像を短く分ける必要があるため、警視庁は、海上保安官が映像を6つに分ける作業を自宅でしていたとみて裏付けを進めている。
 警視庁は15日、東京地検と最終的な協議をして、海上保安官を逮捕するかどうかについて結論を出す方針》=日テレニュース24。

 5管の建物に缶詰状態で「任意」の聴取が続く現状が異常であるのは間違いない。これ以上、この格好で聴取や捜査を続けるのは難しい。結論はこうなるのではないか。聴取は打ち切り、「在宅」のまま起訴する。これが一番妥当な判断だろう。

 この男性の行動については、賛否を含めてさまざまな意見がある。ただ、やったことが国家公務員法に抵触しているのは確かだ。ここは起訴して、司法判断を仰ぐべきだ。

 今回のケースは、部内の不正を暴く内部告発とは違う。まして海保という「実力組織」の一員が、政府の命令を守らなかったという事案である。裁判で厳密に検証することが必要だ。
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