土浦市荒川沖駅講内での8人殺傷事件は事件そのものより、警察の警戒態勢が問題とされているようだ。
確かに茨城県警の対応はずさん極まりない。19日の通り魔的事件で一人が死亡した。その容疑者はほぼ特定されており、指名手配までしていた。容疑者は凶器を所持している可能性が高く、第二、第三の凶行も懸念されていた。
これらの状況を踏まえれば、不特定多数が集まる場所での警戒はもっと厳重にすべきだった。近くの学校でさえ、20日以降は集団登下校させていたというのに、警察は市民一般への広報を怠っていた。配置している警官に受令機や無線を持たせていなかったのは信じられない。
県警は責められて当然だ。
だが、事件の本質がそこにあるわけではない(あえて言えば警察批判は結果論だ。犯罪抑止力が警察の最大任務とすれば、結果責任は重大だが…)。
各紙の社説が捜査態勢の不手際をなじるのは、不可解なこの事件でその点だけははっきりしていたからにほかなるまい。
24歳の容疑者は、像が浮かんでこない。動機もあるようなないようなものだ。「人を殺したかった」「誰でもよかった」「妹を殺すつもりだった」「卒業した小学校を襲おうと思ったが、人がたくさんいたのでやめた」。真意がどこにあるのかは分からない。おそらく自分でも整理できていないのだろう。
これからも供述はくるくる変わるだろう。そのたびに大きく取り上げても仕方がないような気がする。
気がかりなのは、引きこもりや自転車の若者への風当たりがさらに強まることだ。世間の視線が痛ければ、ますます萎縮することになる。町内会あたりが「近所に引きこもっている子がいないか点検しましょう」なんて言い出さないとも限らない。
怖い、でも自分には関係ない。世間がそう思っているうちはこの種の事件が止むことはあるまい。
確かに茨城県警の対応はずさん極まりない。19日の通り魔的事件で一人が死亡した。その容疑者はほぼ特定されており、指名手配までしていた。容疑者は凶器を所持している可能性が高く、第二、第三の凶行も懸念されていた。
これらの状況を踏まえれば、不特定多数が集まる場所での警戒はもっと厳重にすべきだった。近くの学校でさえ、20日以降は集団登下校させていたというのに、警察は市民一般への広報を怠っていた。配置している警官に受令機や無線を持たせていなかったのは信じられない。
県警は責められて当然だ。
だが、事件の本質がそこにあるわけではない(あえて言えば警察批判は結果論だ。犯罪抑止力が警察の最大任務とすれば、結果責任は重大だが…)。
各紙の社説が捜査態勢の不手際をなじるのは、不可解なこの事件でその点だけははっきりしていたからにほかなるまい。
24歳の容疑者は、像が浮かんでこない。動機もあるようなないようなものだ。「人を殺したかった」「誰でもよかった」「妹を殺すつもりだった」「卒業した小学校を襲おうと思ったが、人がたくさんいたのでやめた」。真意がどこにあるのかは分からない。おそらく自分でも整理できていないのだろう。
これからも供述はくるくる変わるだろう。そのたびに大きく取り上げても仕方がないような気がする。
気がかりなのは、引きこもりや自転車の若者への風当たりがさらに強まることだ。世間の視線が痛ければ、ますます萎縮することになる。町内会あたりが「近所に引きこもっている子がいないか点検しましょう」なんて言い出さないとも限らない。
怖い、でも自分には関係ない。世間がそう思っているうちはこの種の事件が止むことはあるまい。
旅費が浮くどころか遊びまくったよヽ( ・∀・)ノ
http://houkei.yycola.net/gyaku/n2JxnpTk.html