酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

自民党の勘違い

2010-04-06 05:44:11 | Weblog
 鳩山邦夫が抜け、与謝野馨が飛び足した自民党、その後も園田、鴻池らがぼろぼろと続くことになりそうだ。

 まさに泥舟状態だが、今ごろ本年度予算の仕分けを始めたというからおかしい。

 《自民党は5日、与党時代に開いていた「無駄撲滅プロジェクトチーム」(座長・河野太郎衆院議員)を再開し、先に成立した2010年度予算の政策・事業の「逆仕分け」に着手した。

 初日は「子ども手当の創設」「高速道路無料化の社会実験」「農家への戸別所得補償制度」などの鳩山政権の主要政策について、いずれも「不要」だと結論づけた。

 事業仕分けは、政府の行政刷新会議が昨年秋に実施して脚光を浴びたが、自民党は「我々は与党時代から先に無駄撲滅チームで事業仕分けを進めており、こちらが本家だ」(幹部)と反発。チームを再始動させ、参院選を前に政府・民主党の政策を厳しく精査、批判することにした。

 会合では、河野氏や小野寺五典衆院議員ら中堅・若手議員が、厚生労働、国土交通省などの担当者からヒアリングを実施。子ども手当については「目的も成果の検証方法も明確でない」(河野氏)などの批判が出た。次回会合は6日》=読売ONLINE=。

 何の策もなく予算を“素通り”させておいて、これはない。予算委員会で追及したとか、組み換え動議も出したなどと弁解がましいことをいうようなら話にならない。それは万年野党、共産党あたりが言うことだ。

 もともと自民党は利権集団といっていい。利権というタガがなくなれば、瓦解するしかない。あらためて政策を立て直し、新生自民党として再出発する。それしかない。

 与謝野と平沼の“新党”には何も期待できない。水と油ほど政策や世界観が違う両者が、どんな理念を打ち出せるのか。まあ、木に竹を継いだようなものになることはまちがいない。
コメント
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