酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

ハンドボール日韓戦

2008-01-26 05:40:29 | Weblog
 中東の笛は魔法の笛だった。

 アラジンの魔法の笛と名付けたい。吹かれたときは体が固まって、気分も悪くなるがその縛りが解けると気分はウキウキ、急に運が向いてくる。中東の笛の正体はそういうことだったのです。

 てなことになりそうなのが、29、30日に代々木第一体育館で行われるハンドボールの五輪予選再戦の日韓対決である。ホームの利がある。ひょっとすると勝つかもしれない。特に女子は昨年の予選で韓国に何十年ぶりかで勝っている。

 男子はソウル五輪以来、女子となるとモントリオール以来五輪出場から遠ざかっている。今回は一発勝負、相手も宿敵韓国。盛り上がる条件は揃いすぎているほどだ。ここで燃えなきゃアスリートじゃない。そんな雰囲気が漂っている。

 チケットの売れ行きも好調らしい。アリーナ席は発売から数十秒で完売となり、苦情も殺到しているようだ。NHKの中継も入る。視聴率もかなりいけそうだ。

 ハンドボールって、マイナー競技のイメージからなかなか抜け出せない。手でボールを扱い、ゴールも大きい。バスケットのアリウープやダンク、超ロングシュート、ショットブロックのような見せ場に乏しい。スカイプレーも、素人目には凄いプレーに映らない。何となく、ドッジボールの親戚みたいな印象がある。

 今回の一件で、日本のハンドボールの地位は30倍?ぐらいアップしたと推察できる。「中東の笛」に足を向けては眠れない。クウェートの王子様には深い考えがあったのかもしれない。あんまり悪口は言わないようにしよう。

 「日本は除名」なんて言っているうちはいいが、「油は売らない」とか言い出すと困る。人間的で好きだなあ、中東の笛。世の中、これくらいえこひいきがはっきりしていた方が分かりやすい。公平面して、インチキしている輩がいっぱいはびこっている。こういうのが一番たちが悪い。

 いっぱいいるじゃない。「格差の是正に全力を尽くしてまいります」とか言っている人たち。中東の笛を吹いて、一発退場させたいね。



 
コメント
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