ピアノを弾きながら・・

こんなタイトルはちょっと素敵だけど、バイエル16番だとそういう感じでもない。

いや、そういうことを書こうとしたんじゃなくて。

ピアノを弾きたいためにピアノを弾いているわけじゃない自分。

（勿論、弾けるようになりたい）があるからしてるんだけど。


ただ、8年前だかにピアノを練習し始めた頃、動かない指にイラついていた自分だったので、

今の自分はどんな心の状態が現れるのか、それを観たくてやり始めた。

ピアノでもなんでもいいんだ。


でも、こんなことしていていいのか・・が浮かぶことがこの頃ある。

なにかもっと違うことをやった方がいいんじゃないか、とか

もっと人の中に出て行った方がいいんじゃないか、とか

・・・そういうのがちらっと浮かぶことがある。

その度に私はわたしでしかないし、私のやりたいことをやるのが私の人生だし、

・・・って感じに思って終わりになる。

～する方がいいんじゃないか・・って思って快適な気分になるのなら、

きっとそうした方がいいのかなとは思うけど、

そう思うそのことでちょっと暗い気分になるならそれは違うんだろうなと思う。

今の自分の気持ちで生きるのが自分の人生かな。やっぱり。

明日は明日の自分が生きる。

こんなふうに書いてその後、また（～した方がいいんじゃないか・・）が浮かんで来るか、来ないか・・・

またそれが楽しみになって来たぞ。

ピアノ ③

そうだ、今の自分がとうてい流れるように弾けないバイエルの60番位のを弾いてどんな気持ちになるか、やってみた。

リズム感の無い私は何拍子とかそういうこともわからず、

えっちらおっちらという感じで弾いてみると、

あぁ、なんか弾いた事あるような曲みたい・・という感じで・・

とてもじゃないけど弾けない。

ちょっと練習してみて、今コレをやるのは適期じゃないと諦めた。

やはり少ない数字のところからひとつひとつ階段を上がるように練習する事だな。

・・と実感。

でもやってみて、ちっとも気持ちがイラっとも来なかった。

出来ないのが当たり前というそのことが腑に落ちてる感じ。

またやってみてどんな自分が現れるか見ようっと。

しようとするな さっさとやれ ②

昨日、ピアノを弾いてみて思ったのは、

今年の抱負なんて夫と話したけど、

今年は一応12月の31日まであるし、そう云ってるのは一体いつの今年？・・・

ということになる。

今年なんていう時を一瞬一瞬生きているわけじゃない私たちだ。

やる時は常に、「今　この一瞬」だ。


駅やなんかで募金活動をしていることがある。

そういうとき、パッと（したいな）が浮かんでも、

でもここで千円入れても焼け石に水なんじゃないか、とか

こういうことは行政がきちんとすることなんじゃないか、とか

こんな募金活動することで社会は変わっていかないんじゃないか、とか

・・そういった考えが脳裏をかすめる。

そうして、（したいな）と思った自分を引っ込める。

こういう経験がたくさんある。

結局、自分のお金を出したくないという状態に心が在ったということかと思う。

それがいけないことじゃないけど、

いろいろな考えが脳裏をかすめるのは、そういう心で在ることを認めたくないという、

もう一つの心が為せるわざなのかと思う。

「～しようとするな　さっさとやれ」というのは、

お金を出したくない自分を正当化する考えに邪魔されないうちに、

さっさと心のおもむくまま行為しましょうね

という魂の声なのかもしれない。


それにパッと（したいな）が浮かぶということは、

自分がそれを出来る者だという前提がある。

一文無しのホームレスの人は募金活動をしてる人を見ても、

（したいな）という気持ちは浮かばないだろうし、

ひとは不可能だとしてることは（したい）と思うことはないもんだから。

勿論、募金するのが良いとかそういうことを云ってるんじゃないことはわかってもらえると思うけど、

ついそれを加えたくなる。

ピアノ ②

昨日は「ピアノ」を書いてから、ピアノに向かった。

バイエルの15番。どのくらい練習したろう・・？

一つも間違えないで弾けるようになるまでやった。

よく間違えたけど、「イヤ！」は出てこなかった。

それほど難しくないからかもしれない。

もしこれがバイエルの98番だったら、「イヤ！」が出て来たかもしれない。

その時の自分の能力より少し上のところを練習する、というのが

いい方法なんだろうな。

急に能力以上のことをやろうとするのは無謀というもんだ。

前も書いたかもしれないけど、

その曲を弾けない自分に｛イヤ！」が出て来るのは、

弾けない自分を、“受け入れられない状態”になっている、ということと思う。

事実実際弾けないのにそれを（そうか）と受け入れられない状態に在る。

在るものを在ると認められない境地はやはり、良くない“機嫌”に現われる。

まぁ、こういうのを素直じゃないとかいうんだろうな。

素直ってそういう意味か・・・

書いてて気がついたよ。