おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

下峰名の棚田 イノシシが石垣を崩す

2013年11月23日 00時00分00秒 | 農村

写真1 棚田の石垣が崩れている。イノシシの仕業、通り路。足跡もある。




写真2 イノシシ対策:トタン板、漁網、古看板、ワイヤーメッシュなど使用の個別対策



 

 
写真3 イノシシは背後の森や森になった放棄棚田を棲み処とする。放棄棚田に通路があり、石垣は崩されている。


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 棚田は石垣が命。
 ここは島原半島、橘湾最奥部、雲仙市千々石町下峰名(ちぢわちょう しもみねみょう)。
 石垣が崩され、下の棚田に落ちている。
 イノシシの悪行。
 夜な夜な出没する。
 地中のミミズなどを探すために、石垣を鼻と首で突き掘り返す。
 人が持てる石など、なんのその。
 ミミズだけでなく、米など農作物も食べる。
 イノシシ被害は10数年前から発生。
 これまで農家個別に防御してきた。

 今年度、国の助成で棚田全域にワイヤーメッシュを張る。
 長崎県農林部や島原振興局の普及指導員・担当者、雲仙市の担当者などの助言、協力を得て。
 棚田を大小4つのブロックに分け、総延長1,450mになる。

 ちなみに、長崎県全域でのイノシシによる農産物被害額は3~4億円。
 放置できない。

 さて、イノシシ出没は人と農地や森との関わりの濃淡を表す?

 引用・参考文献等:弊ブログ2013年01月25日;イノシシ避けワイヤーメッシュ(鉄条網)11月16日18日19日21日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年11月07日 撮影地:雲仙市千々石町丙下峰名

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