おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

マメヅタ 擁壁や樹幹に這い描く

2017年05月26日 00時00分00秒 | 植物

写真1 マメヅタ、豆形の緑の葉(栄養葉)がコンクリート擁壁に這い描く


写真2 長い葉柄の先にへら状の葉(胞子葉)が伸びる。裏面は茶色の胞子のう群(ソーラス)に覆われる


写真3 鹿児島県立吉野公園の樹幹に這うマメヅタ

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 鹿児島の里みち・野みち歩きで目に入る植物の一つはシダ類
 例えばマメヅル(注1)
 コンクリート擁壁に這い描く(写真1)
 円い豆形のテカテカの葉(栄養葉)が線状に描く
 目を近づけると胞子葉が伸びる(写真2)
 長い葉柄、箆(へら)状の葉
 裏面に茶色の胞子のう群(ソーラス)がびっしり、初見
 樹幹にも這う(写真3)
 一枚ずつ摘まみ採りたくなる栄養葉、マメヅタ

 注1 ウラボシ科 学名:Lemmaphyllum microphyllum
    別名:マメゴケ、マメシダ、イワマメ
 引用・参考文献等
  *野草検索図鑑編集員会編『葉と茎から見分ける 野草検索図鑑 8 シダ』(82・84頁 株式会社学習研究社 1985年)
  *『鹿児島の路傍300種図鑑 県本土編』(Plate1・10頁 鹿児島県立博物館 1991年)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2017年05月13日 撮影地:鹿児島市吉野町

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