おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

幼児びっくり ダイジャサマ 大輪神社

2016年10月09日 01時20分32秒 | 民俗

写真1 買い物に行く途中、驚いた様子でダイジャサマを見上げる幼児。将来、伝統の担い手になる?


写真2 男性11人、女性3人が、ダイジャサマの各部位を稲わらでなう


写真3 右柱には♂のダイジャサマを巻き付ける。まず、顔から上をロープで吊るす


写真4 ロープで吊るした顔の下に首、腹部などを付ける


写真5 長くなった胴を柱に巻き付ける。その後、目、爪などを付ける
     同じ手順で左柱には♀のダイジャサマを巻き付ける。♀ゆえ、顔面等を鋏で整える(左端に座る男性)


写真6 皆で最終確認


写真7 完成のダイジャサマ

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 大輪神社(おおわじんじゃ)のダイジャサマ
 2016年は10月08日土曜日、11時15分頃、鳥居に巻き付けられた(写真7)
 東大輪地区の神社氏子16人(女性6人・男性10人)が奉仕(写真2~写真6)
 10月15日の秋祭りまで奉納される
 材料の稲わら、柿、赤唐辛子などは氏子さんの田や畑から調達

 古老から、回覧板を回す際、♂らしさ、♀らしさを具現するように指導された
 具体的には顔面の造り
 ♀は、はみ出す稲わらを切る(写真5の左端で鋏を使う男性)
 ♂は切らない
 
 古老は伝統が継承されているか否か点検
 幼児は初見、ダイジャサマに驚く、将来担い手になる?

 引用・参考文献等:2015年のダイジャサマ造り;弊ブログ2015年10月12日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年10月08日 撮影地:埼玉県久喜市
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