おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

サコへ下る里みちに紫花 ヤマハッカ

2015年12月05日 00時00分00秒 | 植物





写真1(近景)・写真2(中景)・写真3(遠景) サコへ下る里みち脇に咲くヤマハッカ
 花・花冠は唇形で7~9mm、上唇(1)は反り返り、浅く4つに裂け、下唇(2)は舟形で前方に突き出る
 雄しべは4本で花の外に出ず、舟形下唇の中。写真1に、下唇が欠落した花の4本の雄しべ(3)が見える
 2012年11月20日。鹿児島県曽於市大隅町月野


写真4 アキノタムラソウ。2008年09月05日。鹿児島市本名町
 花・花冠は唇型で10~13mm、上唇(1)は直立し、
 下唇は3つ(2・3・4)に裂け、2本の雄しべ(5・6)は下方に曲がり花の外に出る

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 晩秋、2012年11月20日、シラス台地からサコ・迫へ歩き下る
 サコはシラス台地を河川が削った狭い谷、そこの田はサコタ・迫田
 所は鹿児島県大隅半島の基部、曽於市大隅町月野(旧曽於郡岩川町月野)
 サコの浸食崖に里みち
 里みちの崖や脇に各種キク、ツワブキ、ヤマハッカ、ススキなど野草繁茂
 本日はヤマハッカ(学名:Isodon inFlexus・シソ科)を紹介

 筆者は紫花のヤマハッカを見てアキノタムラソウ(学名: Salvia japonica・シソ科)を想起
 おなじシラス台地、サコの里みちに咲いていた紫花(写真4)
 シモツケコウホネ咲く里の紫花(弊ブログ2015年09月16日2011年07月25日
 
 引用・参考文献等:*『原色野草検索図[合弁花編]』(株式会社北隆館 平成8年) ヤマハッカ;39頁、アキノタムラソウ;34頁
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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