おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

秋畦の薄紫花 カントウヨメナ

2015年12月28日 00時00分00秒 | 植物

写真1・写真2 秋の畦に咲く薄紫色の花、カントウヨメナ(学名:Kalimeris pseudoyomena キク科)
 茎の上部で枝を分け先端に3cmの花1個。2015年11月23日。宇都宮市今里町



写真3 カントウヨメナ(上の写真。)咲く秋の畦。2015年11月23日。宇都宮市今里町


写真4 コナギ(学名:Monochoria vaginalis var. plantasinea ミズアオイ科)
 花は1.5~2cm、葉より低い位置につく
 水稲作伝播とともに東南アジアから渡来した史前帰化植物
 2015年10月21日 埼玉県久喜市



写真5 ホテイアオイ(学名:Eichhornia crassipesミズアオイ科)
 葉柄の基部が膨らみ水に浮き、膨らみを布袋様の腹に見立てた。熱帯アメリカ原産の帰化植物
 2015年11月07日 埼玉県加須市 「道の駅 童謡のふる里おおとね 農業創生センター」に隣接の休耕田


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 2015年秋、宇都宮羽黒山神社の梵天祭
 急登参道などでの見聞撮を終え帰路のバス停へ
 待ち時間を近辺の田んぼで過ごす、小雨のなか

 カントウヨメナを求めて畦へ(写真3)
 あった! 咲いていた! 薄紫色の花5輪(写真1・写真2)
 前日22日薄暮、渡良瀬エコビレッジの畦で同花撮影に失敗
 捲土重来だった
 エコビレッジの町田理事長は同花をヨメナゴハンと呼ぶ
 名の由来は“春さき、新芽を食べていたんでしょう”

 さて、秋の田や畦に咲く紫色の花、カントウヨメナの他に何が咲く
 管見の限りコナギ(写真4)、ホテイアオイ(写真5)
 今後も探す所存

 引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年) 34頁・645頁
  *渡良瀬エコビレッジ:弊ブログ2015年12月03日
  *東京都立野川公園自然観察園のカントウヨメナ:弊ブログ2015年11月20日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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