おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

海女小屋から煙  そのわけは

2014年07月12日 06時03分01秒 | 漁業・漁村

写真1 ヤマブキの葉をカマドの火にかざす 海女のNさん

写真2 写真3

写真2 ヤマブキの葉を手もみ
写真3 もみ終えたヤマブキの葉


写真4 ゴム製耳栓を挿入するNさん 左手にもゴム製耳栓


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 クチアケの朝、海女小屋から煙(弊ブログ2014年07月09日
 その理由を誰しも、暖をとるため、と考えるであろう
 それだけでないことを海女・Nさんの言動に知る、次のように
  Nさんはカマドの火にヤマブキの葉をかざす(写真1)
  その葉を手もみ(写真2・写真3)
  もみ葉を潜水メガネにこすりつける
  メガネのくもりよけのため
  かつて、もみ葉を耳栓にも使った
  今の耳栓はゴムダマ(写真4)

 すなわち、身近に生えるヤマブキを潜水材料に使う先人の知恵を継承
 ヤマブキは潜水材と食材の地域資源

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年06月25日 撮影地:鳥羽市相差町






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