異教徒たちの踊り

まるでリズムの悪い絵と日記のブログ。それでも____
楽しい出来事があればいいなぁ、と、言う、ブログ。

カニを求めて三千里

2006年03月09日 | Weblog


カニ食いてー。
レトルトカレーを温めながら思いました。
食べたいからと言って、食べられる代物ではありません。
ですが僕は強く願うのです。
カニ食いてー。

僕の自論としまして、「本気で欲しいと思えば、後で必ず手にできる」というものがあります。ウワッ、こりゃ駄目だ、もう手に入らねー、と思いながらも欲しいなぁって思っていると後々必ず手に入ります。
・・・持論というか、実際そんな事が何度かありまして、それでそんな風に思うようになりました。最近では欲しい物があっても買わずに、後で勝手に手に入るからとか思っていたりします。この考えをお友達に話してみた所、見事に引いていました。

友「そういう考え方は嫌い」

みたいな感じになりました。まあ、そうかもしれませんね。勝手に手に入るんですから、そんな考え方は許せないのかもしれません。

ですけども、僕に言わせると「手に入るまで」は言うほど楽でもありません。思い続けているから周囲にアンテナができています。そこへ何かの偶然で目標がやってきた。常にアンテナを張っていたから手に入れられるって単純なお話ですわ。

極論言っちゃえば、偶然、運が良かったって話です。

そんな偶然が高校あたりから多発しまして、今では「本気で欲しいと思えば、後で必ず手にできる」とかなんとかイッちゃってる感じの自論を密かに隠し持っています。

それでまぁ短大生時代、僕は飽きもせず「カニ食いてー」って連呼していたんです。なんでって、そりゃまあ、連呼してればどっかの誰かが僕にカニをプレゼントしてくれるもんだとばっかりに思っていたんです。
例えば隣室の住人が急にやってきて、
「北海道の友達からズワイガニが送られてきたんですけど、余っちゃって、よければ頂きませんか?」
・・・とかね。
十二分にありえる話だと思うんですよ、僕は。

この短大生時代の「カニ食いてー」を連呼した結果はなかなか凄いですわ。
いや、隣室の住人はやってきませんでしたけどね、もちろん。
正月に実家に帰った際の話です。

夕食の時間。
父親が、果物みたいな物体を手に持っていました。
紫色で、ブツブツしてて、ゴリゴリ言いながら食べてるの。
父親が「食うか?」
と進めてきました。間髪を入れず母が「駄目ッ!!お腹悪くなるよ!!」
意味が解らない。父が言うには、
その見たことの無い果物は、果物ではなく、カニの卵らしいです。それを生で食べるんですって。
と、いうかカニの数が減るから獲ってきちゃいけない物らしいです。当然お店に売ってません。
僕はもちろん食べました。数千のカニの卵をゴリゴリと食べました。初めての味だったので正直美味しいのかどうかは不明。
これは「カニ食いてー」と連呼した成果です。僕が何百何千と連呼した分のカニが僕の胃に溜まっていきます・・・とかイッちゃってる自論をさらに強化したのでした。


「カニ食いてー」。前回は思い続けて1年と半分くらいで食べる事ができました。
・・・一年と半分って。
次はいつ食べれるの?

ゼリー飲料

2006年03月09日 | Weblog
死にテー。(←マイブーム)
ダークサイドに片足を突っ込んでいます。

なんなんでしょうね。もう、いやんなっちゃう。
目の前にスゲーチャンスがゴロゴロ転がってくるんですよ。んでもって、普通なら美味しいと思うのに、僕ってば気に食わないって思っちゃう訳。
それがスゲーツライの。どれだけワガママなのかしら?

前のブログで面接どうこう書きました。
行ってまいりました。

かなり美味しい話ですわ。大手のデザインの仕事。下積みを頑張って、その後は将来的も明るい、名声もそこそこ。それに魅力を全然感じなかったの。
まあね、どうせ最終面接やれば落ちるんですけどね。駄目もとでチャレンジしてみるって感じなんです。
・・・チャレンジすらしなかった。
やりたいと思えなかった。やりたい事とだいぶ違っていました。

最後の決め手として、そこに入れば自分の創作の時間がなくなる、と思ったら答えは簡単にでちゃいました。

そう思っている自分がツライ。
嫌いとか、そんなんじゃないけど、なんかツライわ。


埼玉に来て1年絵を描いてたんですけど、この一年でこんなに頭が固定されるとは思わなかったわぁ。

自分の方向性が決まってるって言えば聞こえはいいんですけどね。
結局その仕事以外はやりたくないって事ですからね。

明確にやりたい仕事はある。だからチャンスを蹴る。でもその仕事に就ける自信は無いときた。
さあ大変。

つー感じで自信を付けるために絵を描くわけですわ。
ほんでもって、描けば描くほどワガママになる訳ですわ。
スゲージレンマ。
ジレンマを抜け出すには描くしかないというツライ状態ですわ。

描けば描くほどプロとの実力の差も見えてきてまたツライ。

絵なんか描かなければ良かった。
偉そうに、そんな事をたまに思います。


とそんな事を考えて丸2日、凹んでいました。
が、復活しました。
僕まだ若いし、制限時間はまだ4年もあるんだし。
4年も描けばそこそこ追いつけるでしょ。

はい注目。手が白いッ。外で遊びなさい。
・・・ゼリー飲料です。面接の帰りに買いました。
飲みにくいったらありゃしない。
ストローからゼリーが流れ込んでくるんですよ。
んでもって最終的には中に入っているのに飲めない。
重さから言って4分の1くらい残っているんですよ。でもね、「ジュゴ、ジュゴゴ」とか恥かしい音がするばっかりで肝心のゼリーさんはお口に流れてきてはくれません。
結局は中身を残した感たっぷりでゴミ箱に捨てなくてはなりません。
不完全燃焼もいいところです。
・・・サントリーめ。