遺伝のせいにするのは思考放棄だ
という言葉があった
自分はそうは思わない
遺伝のせいにするのは前進だ
ゴールの存在しない努力ほど苦しく無駄なことは無い
でも感情のある人間だから諦めたくないと思って
何度も挫折し、本当に涙を流し、次こそはと
努力して苦しんでしまう
こんな時、本当に必要な事は、
努力で直せるという考え方を辞めて、
自分の向いていないという資質を受け入れること
これができなきゃ、ずっと苦しい
具体例で、これに至る実話です
自分は致命的なアガリ症です
ウソが書かれた本を沢山読み、実行しました
・自律訓練法は寝つきが良くなるだけ
・長期の筋トレはスタイルがよくなるだけ、体力は付くが、緊張は全く別
・コンプレックスの元と思われる親に謝ってもらうのは、それをさせてる自分がとてつもなく気持ち悪かった
・仕事でのスキルを上げて、不安要素を減らす…これをやるとなぜわからないが不安は増していった
母親はやや神経質で統合失調症気味
父親とはあまりコミュニケーションを取ってないので、父親の影響は受けていない
両親の不仲もあり、物凄いストレスだった、これのせいだと思ってた
これが今の不都合の原因、コンプレックスなんだと思ってた。
たぶん、違う
コンプレックスって概念自体、かなり怪しい
本の情報でそう思わされてるだけの可能性が高い
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ある日、婆さんが無くなった
その葬式の際に、皆の前で父親が少し言葉を喋るのだが…
その父親が……俺より緊張してた‼
その時確信した、100%遺伝じゃん
悩んで努力したあの時間何だったん?
もう、直そうと悩まなくていい、直すために時間を使わなくていい
俺の致命的なアガリ症は直らない、俺は生まれつき、そういう生き物なんだ
もし建設的な思考をするなら、自分のアガリ症は絶対に直らない
そんな自分でもストレスを感じにくい職種はなんだろう?そんな環境はどんなだろう?
それ
これからは、自分がストレスを感じにくい環境に居続けるための努力すればいい
ほら、文章にしたら思考が1歩先に進んだ様子が見て取れる
遺伝のせいにするのは確実に前進だ