異教徒たちの踊り

まるでリズムの悪い絵と日記のブログ。それでも____
楽しい出来事があればいいなぁ、と、言う、ブログ。

2018年04月26日 | Weblog
3Dアニメーションのお仕事をしてて、自分のフローがあります。

ざっくりいうと、全キャラ差し替える。
面倒臭く言うと、全部のオブジェクトをチェックして軽いモデルを作る。
たぶん独特っぽい。

軽いデータだと関係ないのだけど。
仕事のデータってだいたいは重い。



仕事の難度って、だいたいここが大きなウェイトを占める。
3DMAXの仕様上、データが重いとアニメーション難度が跳ね上がる。
止めのカットでもキャラ数が多いと地獄。
キャラを並べてるだけで数時間使ったりします。
自分で決めるスケジュールもこの辺よく間違える。


ワンクリックごとにラグが出る状況でどれだけ集中してもスピードは出ない。
本番データをどれだけ触らずに作業を進めるかが重要。


だと個人的には思ってる・・・んだけど、俺の知ってる凄い人達は、そんなの関係なくゴリゴリと高クオリティで超スピードで作っていってるっぽい。
凄い人達って、関係ないっぽい。

たぶん、一般人がそこそこのスピードでそこそこのクオリティを出す方法っぽい。

2018年04月24日 | Weblog
やっぱ週5で働くって、この社会の仕組み、よくできてると思います。

4月は全ての日にちにスケジュールを埋めてみたんだけど。

・・・上手く行ってない。
グダグダになってきた。


契約通り、約束下通りに誠実に働きたい、のだけど、若干嘘が出てきてる。
いわゆる給料泥棒とか、結果的に嘘吐きになってる時がちょくちょく出てきた。

自分が嫌いだった人間像に一歩近づいている。
あかんので、早く改善へ向けたい。

2018年04月18日 | Weblog
原因は自分にあるのだけど。
最近仕事が面白くない。

ほいで、やりたいとこがでてきた。

仕事一回全部止めて見たろかしら?
と思ってるのだけど。


そんなふうに極端に思うのは、
スケジュールを詰め込み過ぎなのが問題。
もうちょいしっかり休んでいれば、こんな気持ちにならないのかもしれない。

今だけの杞憂かもしれない。

4月はもうどうにもならないけど、5月以降から無意味に仕事入れないようにしたい。
仕事なんて何やったって技術も知名度もどうせ上がらない。
ちゃんと断って、今の仕事をきちっとこなせるようにして、余った時間を自分にあげたい。

ちょい今、仕事が上手く回らずヘマばっかしてます。

2018年04月14日 | Weblog
精神健康者じゃない。
思考回路がどっか間違ってる。

変わりたいと思っても性格や個性はまず変わらない。
子供の頃に建てたアンテナは壊せないし改良もできない。

湧き出る自己嫌悪が酷くて、それが辛いので
他人に評価されれば幸せになれると思って仕事をしてた時期があるのだけど。
間違ってた。

承認欲求と、自己嫌悪の回路は繋がってないらしい。
褒められて調子に乗りつつも自己嫌悪は普通に起こる。

終わりがこない。




一説によると、個性を活かせばいいらしい。





自己嫌悪って、自分で自分を馬鹿にする、ストレスを自己生成する愚かで無駄な行為。
これを利用する。

自己否定して何もしないとただ不幸なだけ。
だから逆に、行動するエネルギーに変換するのがめっちゃ楽です。
これはメリット。

デメリットは、マイナスの感情を利用したエネルギーで動いてるので息切れ起こしやすい。
社会人として長期的にやっていくことにはやや不向き。


これをどうにか利用してもっとプラスに繋げていく。
自己嫌悪が強っくて良かった、という事実を作っていく。

2018年04月14日 | Weblog
ほんとどうでもいい話なんだけど。

変わった人だとちょくちょく言われます。
好意的に言ってくれてるのはわかるんだけど。
自分では何が変なのかわからん。

相方にお願いして、具体的に自分と似た空気間の人って誰?と聞いてみました。
頑張って考えてくれた結果。

伊勢谷友介とアンガールズの田中を混ぜて、縮めたものが歩いてる空気間だそうです。
なんかしっくりきた。

2018年04月13日 | Weblog
あんまネットに書くようなことでもないんだけど。
書いとかないと忘れて無かったことになる。

萌えゲーのキャラデを頼まれて、冒険をしたいのでと一般ゲーム系の参考資料を3冊渡されて。
資料の必要部分を何とか全て模写して、指示された方向性で作業して。

全修になった。

というか方向性自体が変わった。
やっぱ従来通りの普通の萌え系の絵でやって、という流れ。

プロデューサーは褒めてくれるけど、
チーフグラフィッカーさんに敵視されてるっぽい。
外から訳わからん奴がきたって感じなんだと思う。


今後生き残っていけないだろう思想のダメ出しをされた。
「全部記号で無難に無難に描いて」って話。
だからアンタの絵は上手くならねぇんだ、と内心思った。



何となく向こうの技量はわかってるし、思う事も色々あって腹も立ったけど、
とはいえ、やっぱ、突き抜けてない自分が悪い。
絵が上手いとか下手とかじゃなくて、売れるデザイン力が、自分でも足らないと思う。



1週間もすれば怒りも収まって作業できるだろうと思ってたけど。
そうでもなかった。
デザインをある程度起こしてくれたんだけど、
今度は俺が、それの何が良いのか理解できなかった。
参考資料だけくれればよかったのに、中途半端な物を描いてきやがった。

完全にやりたくなくなって、断ったんだけど・・・。
「お金もいらんから、なかったことにして」「今まで通りの作業はするから、今回無かったことに」って言ったんだけど。

仲介の方が長い付き合いなんですが・・・。
ようわからんけど、ごり押しされた。
やらないなら会社辞めるとか言うから、断り切れんかった。
だいたいいつも断れない。



スケジュールぶっちぎってもいいからやってって。
ダラダラやればいいのか、と思ったけど。


とはいえ、変なのは出したくないから結局ある程度苦しむと思う。

長い付き合いなのでしょうがない。
メンツ潰すわけにはいかない。

2018年04月11日 | Weblog
まともに就職活動したことないからよくわからんけど。
4月なので新社会人が初出社する時期。
・・・だと思う。

漏れ聞く声で「しんどい」という声がちらほら上がってる。
聞けば5時起きの23時退社とか。

時代の風を突き破る鋭いブラック。



と、自分はアニメータースタートなので、貧乏スタートです。
初めて3Dの仕事に就いた際、年齢は25歳過ぎてて、日当9000円、ボーナス無し、社保当然無しで、凄く喜んでました。
12時間以上労働してたので、日当9000円は、決して良い金額ではなかったけれど。
自分にしてみれば、お金をもらいながら新しいスキルを教えてもらえる環境、という解釈でした。

頑張りの心意気を買ってもらったのか、お給料をポンポン上げてもらって、三年後には2倍になりました。

で、色々あって、今はフリーランスです。


会社にいた時によく感じてた事だけど。
現実が苦しくて、手が遅くてクオリティが上げられないとか、誰かが泣いたり怒られたり、誰かが誰かを見下したり辞めてったり。
そんなのがない状態にしたいと思って頑張ってました。
無くなるのなら自分が被る多少の犠牲は構わないと思ってやるんだけど。

結局何やったって、何ができるようになったって自分以外の何も変わんないんだよね。
無能でも入社のプレゼンで高い金額貰って現場を引っ掻き回してたり、能力高いのに評価されず辞めさせられる人とか。やる気が高すぎて会社に残れなかったり、世の中は理不尽で回ってる。
派閥とか、ポジション維持するための足の引っ張りだとか。

そんなんを見てきて、
今33歳にして、「頑張ったところで」という思考が入り乱れるようになってきました。


20代はそうじゃなかった。
「今はお金にならないけど、今後に絶対に繋げる」と常に思ってました。
最初は「お金」よりも「やりたいこと」を優先してました。
他人なんか無視だった。
つか、自分以外全員遊びほうけててほしかった。
俺だけ努力したかった。
俺だけ48時間欲しかった。



今新入社員は、自分が20代の時のように純粋で野心的なんだと思う。
就職先がブラックでも最初はいいと思う。
心と相談して辞める時期を見ればいい。
辞めるまでに何か1つでも、「これなら教えてもらわなくても一人でできますよ」ってスキルを付ければ世の中意外となんとかなるし、
思ってるほど皆頑張ってないから、ブラックで鍛えられるのも短期で考えると悪い道でもない。

2018年04月06日 | Weblog
作業してて楽しい時としんどい時があります。
体調とか作業難易度とか知名度とか金額と全く違うところで何かを判断してるっぽいんだけど、自分が何に反応してるのかよくわからない。

ワクワクした作業とイライラした作業と状況を分けて整理してみたい。
やりたい事をもっと明確にしていきたい。




個人で大小あるだろうけど。
「やりたいと思ってた事」が「本当のやりたかった事」という訳でもない。
そこそこやってみて、そこそこの評価を貰えるようになって、「やっぱ全然面白くなかった」とか「飽きた」っていうのは普通にある。
同じ仕事の中でもこの作業は好きだけどこの作業は嫌い、とか。


自分は仕事の中で確実にワクワクを感じる瞬間があるので、そこをもっと掘りたい。
何か大事な物が出てくる気がする。