本日は4例目となる腋窩アプローチのAVRでしたが、本日も反省点多し、指導の先生に怒られっぱなしで、少し凹み気味
これまで4例とも、術中に何かしらうまく行かないことあり、なかなか進歩ありません。
前回の反省点や注意点を頭に叩き込んで手術には挑んでいるつもりですが、毎回、違うところで、なんやかんや時間がかかります。
本日も330分と、これまでの4例ともほぼ同じ時間がかかっています。
今日の反省点はまず、微妙に後方開胸気味になってしまったこと、これで大動脈の視野が横から見るのに近くなり、斜め前方から見れなかったこと、でもあまり前方切開になると、正面から傷が見えてしまうので、この手術のメリットが一つ減ってしまう。なので、肋間の切開を後方よりも前方を多めに切りなさいとのこと。また、今日は遮断解除までは3時間ぐらいで、指導の先生からも何も言われずに、特にこれといったミスもなく順調にきたなーと思ったら、Ao縫合ラインが全体的に出血。しかし、ここで初めて自分のミスに気づく、今日はそもそもの切開ラインが低すぎて遮断解除したら大動脈の縫合ラインに右心耳がかぶってしまい、内視鏡の視野の中ではどうにもならなくなり、、、、やむなく再遮断して、縫合ラインを全部ダブルフェルトで補強する羽目に。普通の正中切開のときと同じとはいわないがそれに近いぐらい低いラインになってしまっていた。大動脈を切開するMICSでは大動脈の出血は命取り、弁置換のやりやすさよりも大動脈の止血のやりやすさを優先して切開ラインをかなり、かなり高め、通常の心筋保護ルートを入れるあたりに置く必要がある。なので、真正面で遮断解除後も右心耳がかぶらずに、丸見え、簡単に追加の止血ができるぐらいのラインで切開する必要がある。本日はあの脂肪がかり首みたいになっているラインで切り始めて、そこそこ高いところかと思いましたが、その後に、つい、下に向かって切ってしまったのがいけなかった。指導の先生は内視鏡でしか見えていないので、細かいところは良く見えるが、術者の視点はわからないし、全体的な位置関係におけるアドバイスは難しいのだ。
あー、もうしばらく、腋窩のAVRはお預けにしようかと思ってしまう。もしくは、しばらくは指導の先生にお願いして、私も少しカメラ持ちしたほうがよいかも。手術は自分でやってばかりでも駄目、自分でやって、人のを見て、また、自分でやって、人のを見るの繰り返しのほうが、自分の悪いとこ、人のいいとこと気づくことができ、得るものはたくさんあると思われる。
手術やっている最中は、こんな手術はもう二度と御免だと思いながらなのですが、、術後の回復があまりにも早いので、ついつい、術中のつらさは忘れ、また頑張ろうと思ってしまうのである。
これまで4例とも、術中に何かしらうまく行かないことあり、なかなか進歩ありません。
前回の反省点や注意点を頭に叩き込んで手術には挑んでいるつもりですが、毎回、違うところで、なんやかんや時間がかかります。
本日も330分と、これまでの4例ともほぼ同じ時間がかかっています。
今日の反省点はまず、微妙に後方開胸気味になってしまったこと、これで大動脈の視野が横から見るのに近くなり、斜め前方から見れなかったこと、でもあまり前方切開になると、正面から傷が見えてしまうので、この手術のメリットが一つ減ってしまう。なので、肋間の切開を後方よりも前方を多めに切りなさいとのこと。また、今日は遮断解除までは3時間ぐらいで、指導の先生からも何も言われずに、特にこれといったミスもなく順調にきたなーと思ったら、Ao縫合ラインが全体的に出血。しかし、ここで初めて自分のミスに気づく、今日はそもそもの切開ラインが低すぎて遮断解除したら大動脈の縫合ラインに右心耳がかぶってしまい、内視鏡の視野の中ではどうにもならなくなり、、、、やむなく再遮断して、縫合ラインを全部ダブルフェルトで補強する羽目に。普通の正中切開のときと同じとはいわないがそれに近いぐらい低いラインになってしまっていた。大動脈を切開するMICSでは大動脈の出血は命取り、弁置換のやりやすさよりも大動脈の止血のやりやすさを優先して切開ラインをかなり、かなり高め、通常の心筋保護ルートを入れるあたりに置く必要がある。なので、真正面で遮断解除後も右心耳がかぶらずに、丸見え、簡単に追加の止血ができるぐらいのラインで切開する必要がある。本日はあの脂肪がかり首みたいになっているラインで切り始めて、そこそこ高いところかと思いましたが、その後に、つい、下に向かって切ってしまったのがいけなかった。指導の先生は内視鏡でしか見えていないので、細かいところは良く見えるが、術者の視点はわからないし、全体的な位置関係におけるアドバイスは難しいのだ。
あー、もうしばらく、腋窩のAVRはお預けにしようかと思ってしまう。もしくは、しばらくは指導の先生にお願いして、私も少しカメラ持ちしたほうがよいかも。手術は自分でやってばかりでも駄目、自分でやって、人のを見て、また、自分でやって、人のを見るの繰り返しのほうが、自分の悪いとこ、人のいいとこと気づくことができ、得るものはたくさんあると思われる。
手術やっている最中は、こんな手術はもう二度と御免だと思いながらなのですが、、術後の回復があまりにも早いので、ついつい、術中のつらさは忘れ、また頑張ろうと思ってしまうのである。
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