あぽいち

  

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農・未来塾

2007-10-28 20:53:42 | Weblog
昨日、今日と、お手伝いに行っている農家で、農・未来塾というイベントが行われた。
有機農業の未来について、いろいろな方々が集まって、講演をしたり意見交換をしたりする会であり、今年で8回目を迎えるとのこと。
台風の中、40人ぐらいの方々が集まりました。
参加者も様々で、僕みたいなド素人から、消費者の方々、ここで研修して就農した方々、オーガニックレストランの経営者、市役所の農林水産関係の方々、県会議員の方々など、みんな有機農業に携わっている人々である。

お話を聞いた中で興味深い団体があって
1つはグリーンという団体で、神奈川で障害者を対象に自給自足生活を行って障害者の自立を支援する活動を行っているとのこと。
もう1つは、三鷹にある「風のすみか」というパン屋さん、ここはニートやひきこもりといった方々を対象としたもので、自分たちで小麦を栽培して加工して店で販売していくことで、社会に入り、自立を支援するという団体である。
なんか、こういうのはちょっと気になるのである。

あとは消費者の方で、アレルギーで苦しんで西洋医学ではお手上げといわれていた方が、無農薬無添加の食事に変えたことで、劇的に改善されたと涙ながらに話されている方もいました。

この日は宿泊される方が10人ほどいまして、私も台風のなかバイクで帰る勇気は無いので泊まらせていただきました。
夜はみんなでNHKで先日放送された「ライスショック」というドキュメントのビデオをみた。
これまで、米の自由化の問題は他人事だと思っていたので、あまり関心はなかったのですが、この番組をみて日本はおかしな方向へ向かってしまっているということがわかりました。

世界では輸入物の自由化が進み、わが国でも消費者は、国産で無くても安くておいしければいい、という主義になってしまい、安全性については完全に忘れ去られてしまっていました。
最近になり、中国産の食物の危険性が取り上げられるようになって、食の安全性を意識するようになってきたかも知れませんが、
いまや食料自給率は最近40%を切ってしまい、スーパーへ行っても、国産のものを探すのが大変なぐらいという恐ろしい事態です。

主食である米に関しては、今のところ自給率は保たれているので、大丈夫だろうと思っていましたが、それでも、驚いたことは、価格競争によって、大手の給食メーカーやレストランチェーンではすでに中国産の米を使用しているところがあり、私達も知らず知らずのうちに中国産の米を口にしている可能性があるとのことでした。
また、これは聞いた話ですがスーパーで安売りしていた餅、原材料を見ると外国の餅粉となっていたとのことです。
どういうことかというと、米の輸入は今のところ規制が厳しく一部の米しか輸入されていませんが、米の加工品であれば輸入に規制はなくなるとのこと。
つまり粉にしていれば米ではないということだー。
同様にして外国で調理して冷凍してしまえば、OK、これもおそろしい。

まー、話をもどすと、今、中国では中国産のササニシキとかコシヒカリとかは日本のそれの3分の1ぐらいの値段で売られており、味も、悪くないらしい。
そして、これから米の自由化がドンドン進む、どういうことになるか想像は付くとは思うが、
中国産やアメリカ産の安い米が入ってきたら、今のままでは多くの国民は当然飛びつくと思う。
賢い人は手を出さないと思うが、それでも外食産業は価格競争のため輸入米を取り入れるだろうから、もう外では国産米は食べれなくなっちゃう。
そしてかわいそうなことにほとんどの日本の米農家はつぶれる。

ヨーロッパのワイン産業ではこれと同じことが起きているらしく、今どんどんワイン農家がつぶれているらしい。

どうする日本、これでいいのか。

主食を自給できなくなったら、戦争など起きた日には、食料攻めで一貫の終わり。
あー
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