あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

まさかのケアレスミス

2010-12-12 17:37:21 | Weblog
専門医試験の結果が来ましたが、まさかのまさか、不合格ならまだしも、なんと、失格、、、、。
不正ではないですよ、マークシートミスというか、選択問題を多くマークしすぎたようです。
恥ずかしい、私の周りはみな合格したようで、自業自得ですね、なめすぎてた。
その代わりとは言ってはなんですが、先日の冠疾患いってきましたが、off-CABGのドライラボコンテストがありまして、試しに出てみたら優勝した。とはいっても出場者あまり集まらず、5-6人のみで、どう見ても私より若い先生ばかりだった。
ちょっと申し訳なく思ったが、、、。
しかもやめた医局の教授から表彰状をいただくという、なんともバツの悪い感じで、そそくさと逃げ出してきました。
このドライラボは優秀で、今回、倉敷の先生が発表していましたが、若手の練習としては最適だと思う。
でも、いくら練習してもやらしてもらえなくては、悲しいですが。
日赤の伊藤先生が公演されていましたが、あの方も、経歴を見ると10年目ぐらいまではほとんど術者経験なく、それまで5年間ぐらいは自分でドライラボで練習していたと、だからスムーズに入っていけたとのこと。吻合ビデオをノンストップで見ましたが、めちゃくちゃ早い、針の持ち替えが全くありません。LADはnear side以外はgraftもnativeも全部バックハンドで、そのまま縫ってしまいます。忘れないうちに私も練習しておこう。いつか、自由にやらしてもらえるようになったら、その方法に切り替えたい。今はボスの言うとおりやらねば、お取り上げですので。

今回の冠疾患は母校が主催ということで、外科の先生をはじめ、内科の先生、看護婦さん、MEさん、医局の秘書さんなどなど、大勢の懐かしい方にお会いすることができて、元気をもらいました。みんな頑張っています。

また、発表も、勉強になるものが、ちょこちょこありましたね。
冠動脈壁内走行の症例とか、グラフトデザインについて、など。

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