「ゆく河の流れは絶えずして」（２分半）
鴨長明：文
軽部武宏：絵
齋藤孝：編
ほるぷ出版：発行
２００７．９初版第１刷（１２００円）
河の水はとぎれることなく流れて、しかも河の水はもとの同じ水のままではない。
よどみ（水が流れずとどまっているところ）に浮かぶ水の泡は、一方で消え、一方ではできて、長く同じ状態にあるという例はない。
世の中の人と住まいも同じようなものだ。
（口語訳一部抜粋：斎藤孝氏による）
『声にだす言葉絵本』
今の時世だからこそ、声に出して読みたい一文かも知れない。
「月をめざしてしゅっぱつ！」（１０分半）
山本省三：作
本田隆行（科学コミュニケーター）：監修
小学館：発行
２０１６．６初版第１刷（１４００円）
ロケットを作る仕事をしているお父さん。
お月さまの形が何故変わるのか、分かりやすく説明してくれました。
そして、だいちくん、るなちゃんは、お父さんやお母さんとと一緒に月へ出発！
宇宙ロケットの中はどんな感じかな！？
宇宙に関心のある子たちには楽しい絵本かな～♪
「わたしたちのカメムシずかん」（１５分）
鈴木海花：文
はたこうしろう：絵
福音館書店：発行
２０１６．１１/２０２０．５たくさんのふしぎ傑作集第１刷（１３００円）
厄介者のカメムシ。
我が家のベランダにもよく出没してくれる(^^;
ところが岩手県の葛巻という町の小学校では、このカメムシが色んな出会いと発見をもたらしてくれたとか。
種類の多いカメムシ・・・見るのも嫌だけど(・_・;)
小学生たちの学びのパワーには脱帽！
「森かげの家」（５分半）
マーティン・ウォデル：文
アンジェラ・バレット：絵
前沢浩子：訳
パルコ出版：発行
１９９２．３第１刷（１５００円）
小道の奥の小さな家。
ひとりぼっちで住むブルーノーは、一緒に暮らしてくれる木の人形を三つ作りました。
メイジ―とラルフとウィナカーです。
人形たちは、もちろんお喋りすることはできませんでしたけれども、出窓に座って、周りの出来事を、じっと見つめ続けていました。
タイトルと言い、装丁と言い、発行元と言い、どう見ても大人の絵本でしょう！
と、勝手に思って借りた私(^^;
やっぱ（自称）乙女の絵本だわ！
「手話でつながる世界のあいさつ」（５分）
全国手話通訳問題研究会：作
見杉宗則：絵
クリエイツかもがわ：発行
２０２０．６初版（１６００円）
全通研・国際部のメンバーさんが、２０１９年パリで開かれた『世界手話通訳者会議』で、さまざまな国の参加者に手話ビデオを撮らせてもらい、イラストにしたもの。
手話は言語なので、日本語、英語、ドイツ語、フランス語・・・のような感じで、日本手話、アメリカ手話、フランス手話・・・と表し方はいろいろだ。
もちろん世界共通手話などもあるけれど、それぞれの国の習慣に根付いた手話を見ると、その国の様子も何となく察せられたりする。
（ただし、当然ながら手話の語源を知らないと何もわからない。）
この絵本に出てくる挨拶などは、違いが国レベルだが、日本の中にあっても、方言と同じで地域によって表し方が色々だったりする。
自信をもって表したつもりが、ところ変われば全く通用せず・・・なーんてこともあるらしい。
「したじきくんとなかまたち」（５分）
二宮由紀子：作
山村浩二：絵
アリス館：発行
２０１７．３初版（１３００円）
小学校の入学式。
ぴかぴかのランドセルに入る物たちが待機！
その中で、元気のない下敷きくん。
「ぼくには仲間がいないから・・・」と、鉛筆くんたちを羨んでいます。
下敷きだって大切な役目があるし、仲間もいるのにね(^^;
「わにのバンポ」（７分）
大石真：文
長新太：絵
ポプラ社：発行
１９７０．１１第１刷
２００７．８第３４刷（１０００円）
ワニのバンポは、仲良しのちどりが口の中を掃除してくれている時に、怖い夢を見て口を閉じてしまう。
お腹の中に残ったちどりを救出するために、バンポはものしりの白いオウムに相談する。
教えてもらったたった一つの方法。
それはニガヨモギの葉を３枚噛んで、その汁を飲み込むこと。
そして、お日様に向かい大きく口を開けること。
その間、絶対に何があっても動かないこと・・・だった。
バンポはちどりを外に出すことができるのか！？
こういった絵本が長く読み継がれていることは嬉しい。
「もりはおおさわぎ」（3分）
ビーゲン セン：作
中井亜佐子：絵
絵本塾出版：発行
２０１２．７初版（1200円）
ママとコウタくんと妹のマミちゃんは、森の友だちに会いに出かけました。
途中、ママだけがおみやげを届けに行って、コウタくんはマミちゃんを見守ることに。
ところが泣き虫のマミちゃんは泣いて泣いて・・・。
森の動物たちも巻き込んで、何とかマミちゃんを泣き止ませようとしますが、さてどうなったでしょう。
「うどん対ラーメン」（4分半）
田中六大：作
講談社：発行
２０１６．３第1刷（1000円）
本当に旨いのは、うどんか、ラーメンか、世紀の対決が今始まる！
表紙をめくったら、4コマ漫画風にうどんの家。
すでに物語の始まり～！
どちらが美味しいか！？なーんて決めれるわけないのにね(^^;
「なりました」（１分）
内田麟太郎：作
山口マオ：絵
すずき出版：発行
２００４．４初版第１刷（１０００円）
あれあれ生き物たちが大変身！
クラゲの腕を鍛えたら・・・あの生き物に！？
絵を見て楽しもう♪