アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2017-01-23 09:43:07 | 絵本
「フローレンス・ナイチンゲール」(9分)
デミ:作
さくまゆみこ:訳
光村教育図書:発行
2016.12第1刷(1600円)

少女の頃、ひとりで空想するのが好きだったフローレンスは、よく病院ごっこをしていました。
やがて、両親の反対を押し切って看護を学び、戦地の病院に赴きます。

看護の歴史の中で必ず学ぶのがナイチンゲールの業績。
今はほぼ皆無に等しい白いナースキャップは、そのナイチンゲールの精神を受け継ぐものだった。
あれを付けた瞬間、身が引き締まり意識が変わったのを今でも覚えている。
そういった意味では、今の現場の人たちはどこでスイッチを入れているのだろうと思うのだ。
いずれにしてもあの時代、ナイチンゲールがいろんな事に取り組めたのは、彼女の生活基盤がしっかりしていたからだ。
恵まれた環境だったからこそ学べたし、それを生かす人脈もあったのだと思う。
日本のお金持ちの人はできるか!?・・・考えられないよね(ーー;)