アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2013-01-31 16:57:31 | 絵本
「鉄のキリンの海わたり」(9分)
あさばみゆき:作
石崎正次:絵
BL出版:発行
2009.12第1刷(1300円)

港に立つ大きなクレーンをキリンに見立て、息を吹き込んだ著者のアイデアは楽しくてユニークです。
さて、話の中に出てくる海中の一点のともしび、それは男の子と鉄のキリンの友情の印でした。
読者である私たちも海を旅するとき、その光を見ることができる気がしますし、どこかにあるはずだと信じたいものです。
(大阪国際児童文学館 館長 向川氏の紹介文より)

切ない話だけど、夢がある。
子どもの時に読むのと、大人になって読むのでは、感じるところが違うはず。
ぜひ、大人に読んでもらいた絵本の1冊。