アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2010-06-13 16:19:22 | 絵本
「ぐるぐるうずまき」(5分)
三輪一雄:作・絵
2008.9初版第1刷(1000円)

小学生の頃、風邪で高熱を出すと必ず見る夢があった。大小2つの歯車が自転車のチェーンのようなもので結ばれ、それが高速で回転する。しかし、時折チェーンが絡まって、2つの歯車は不安定な動きを始める。その夢が何を意味するのかわからないが、ぼくにとっての「ぐるぐる」最古の記憶である。(中略)「うずまきとは何ぞや?」に対する答えは簡単にでるものじゃない。それは「宇宙とは何ぞや?」とか「生命とは何ぞや?」に似ている。うずまきはマクロのうずまき銀河やミクロのDNAの二重螺旋構造、あるいは哲学やスピリチュアルにも通じるもので、至極奥が深いといえよう。
(作者あとがきより)