「くさい くさい!」(9分)
和田登:文
和田春奈:絵
星の環会:発行
2009.12初版(1200円)
絵本のヒントになった事件は、文政八年末から同九年にかけて起こった「善光寺町下肥出入」と言われる事件で、汲み取りの値段を旅館側が引き上げたことによる紛争です。それは和解で終わりました。
(あとがき注釈より)
みなさんは、オシッコやウンチが、農民たちが作物を育てる、大事な栄養になることを知っていましたか。この物語では、村の人たちは、それらを肥料としてもらうかわりに、相手にダイコンやニンジンなど、田畑で取れたモノを届けていました。
人間はこのように昔から、くさいモノでも、生かしていく知恵がありました。リサイクルという言葉が流行っていますが、その知恵です。今の時代は、せっかく使えるモノでも、捨ててしまうことが、あまりにも多い気がします。捨てないで、ちょっと考えてみると、生かせるモノがたくさんあることに驚かされます。
(まえがきより)
和田登:文
和田春奈:絵
星の環会:発行
2009.12初版(1200円)
絵本のヒントになった事件は、文政八年末から同九年にかけて起こった「善光寺町下肥出入」と言われる事件で、汲み取りの値段を旅館側が引き上げたことによる紛争です。それは和解で終わりました。
(あとがき注釈より)
みなさんは、オシッコやウンチが、農民たちが作物を育てる、大事な栄養になることを知っていましたか。この物語では、村の人たちは、それらを肥料としてもらうかわりに、相手にダイコンやニンジンなど、田畑で取れたモノを届けていました。
人間はこのように昔から、くさいモノでも、生かしていく知恵がありました。リサイクルという言葉が流行っていますが、その知恵です。今の時代は、せっかく使えるモノでも、捨ててしまうことが、あまりにも多い気がします。捨てないで、ちょっと考えてみると、生かせるモノがたくさんあることに驚かされます。
(まえがきより)