今日の絵本

「エヴァはおねえちゃんのいない国で」（２分）
ティエリー・ロブレヒト：文
フィリップ・ホーセンス：絵
野坂悦子：訳
くもん出版：発行
２００６．６初版第１刷（１３００円）

エヴァとエリサはとても仲の良い姉妹です。
２人はいつも一緒です。
秘密も分けっこします。
でもある日、エリサは突然死んでしまいました。
お姉ちゃんのいない国で
エヴァは自分の悲しみをじっと見つめ続けます。

最後に「かなしみをささえるもの」と題して
子ども問題研究者の方のあとがきが添えてある。

「本」は想像力を養うものだから、「本」で死を乗り越える・・・それもひとつの方法なのかも。
他に紹介されている絵本は
＊「レアの星」
パトリック・ジルソン文　クロード・Ｋ・デュポア絵　くもん出版
＊「ずーっとずっとだいすきだよ」
ハンス・ウィルヘルム絵・文　久山太市訳　評論社
＊「おじいちゃんわすれないよ」
ベッテ・ウェステラ作　ハルメン・ファン・ストラーテン絵　野坂悦子訳　金の星社
＊「悲しい本」
マイケル・ローゼン作　クェスティン・ブレイク絵　谷川俊太郎訳　あかね書房
＊「おかあさんがおかあさんになった日」
長野ヒデ子作・絵　童心社
・・・など