アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2008-07-21 14:43:15 | 絵本
「おむすびとおに」(3分)
あおきとおる:作・絵
らくだ出版:発行
2002.2第1刷(1400円)

この絵本の文と絵を書いた、あおきとおるさんは、社会では情緒傷害をもつといわれる人です。
この本を手にとってご覧いただければ、充分おわかりいただけるとおり、作者は「鬼は悪者」という既成概念にまったくとらわれていません。
こおにが、おじいさんの大事なおむすびを食べてしまったことを知った親おには、おじいさんに心から詫びます。おじいさんもそれを許し、さらにおにぎりをあげます。
争いを非暴力で解決する絵本であるとともに、作者の気持ちが強く反影された作品といえます。
(前書きより)

この絵本は、作者が小学校6年生の夏休みに描いた作品。
作者は、小さい頃から音楽も大好きで、自分の音楽観でピアノ演奏をする才能の持ち主である。