早いもので、もう1週間になります。
雨に濡れる日もあったかと思えば
美しい秋空と穏やかな日差しに恵まれる日もありました。
日本での日々は
大したことをしているわけでもないのに
いつも慌ただしく過ぎていきます。
でも、そんな日々もまた愛おしいのです。
愛する家族や友に会い
ここでしかできないことをひとつずつしながら
ゆっくりと歩いています。
こんなどっちつかずの暮らしは無駄も多く
あきらめることも多く
しかも時差を携えての移動は
年々疲れるようになりました。
けれども仕方がありません。
これが私の「暮らし」なのですから。
岸恵子さんの小説の中のこんな言葉が浮かびます。
「私は、日本から、あるいはパリから旅立つとき、ある時点で、せねばならぬ日常のさまざまや、浮世の煩いごとを完璧に放棄するのです。後に回ったつけも無視できるのです。
事務能力のまったくない女ひとりが地球上の真反対の場所にそれぞれ、一応『家』という足かせを持っている以上、大事なことがスカスカと抜けていくのはしかたがない、という私流の雑な処世法です。」
今の私も、「私流の雑な処世法」で
けれども、どこにいてもできる限り
良き人、良きことのために
自分の心とからだを使いたいと願いながら生きています。
素敵な秋晴れの週末です。
読んでくださってありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!
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