トランプ新大統領が正式に就任する前日
シアトルの日刊新聞「The Seattle Times」のほぼ全面に
こんな記事が載りました。
「POLITICAL ACTION BECOMES A PRIORITY」
記事は次のページにも続き
これまで政治的なことには何の関心もなかった「普通の」女性たちが
人生で初めて何かをしなければいけないと思い始めたことが
何人かの人たちを通して語られています。
たとえば、、、、
ショーンテルの場合
「シアトルのインターナショナルスクールで働く3人の息子の母、33歳です。これまでただの一度も政治になんて興味を持ったことがなかったけれど、今回ばかりは何かが違う。子供たちの世代のためにも何かをしなければいけないと思っています。」
ジェイラの場合
「16歳です。シアトルの高校でチアリーダーをしています。何かをしなければいけない、何かを言わなければいけない、それが私たちに課されたことだ、そんなことを初めて強く思っています」。
パッティの場合
「テキスタイルアーティストです。72歳の私にできることは、リサイクルのカシミアを使って土曜日のマーチに参加する人たちのためにできるだけたくさんの『Pussy Hat』を編むことです。」
キングの場合
「私はこれまで政治に関心なんか全くなかったのに、今回ばかりは違う。黙ってはいられない。何もせずにはいられない。こんな思いは初めてのことです。」
カランドレットの場合
「11歳の長男がこんなことを言ったの。『ママ、僕たちはカナダに引っ越ししなければいけなくなるの?』。それを聞いた時に、このまま無関心でいてはいけないと思いました。たぶん私だって誰かを変えることができる。たぶん私だって誰かに語りかけることができるはず。」
クラハラの場合
「トランプがイスラム教徒についての暴言を吐き始めた時、私はすぐに思い出しました。日本人であるというだけで父と家族たちが抑留された第二次世界大戦時代のことを。単に見た目が違うというだけで人々をグループ分けするなどあってはならぬことでした。けれどもそんな愚行がまた今起きようとしているのです。」
こうした女性たちの言葉がまだまだ続きます。
ところで、「Pussy Hat」とは何でしょう。
実に意味深なネーミングです。
だって、プッシーには「可愛い子猫ちゃん」という本来の意味のほかに
「女性器」という意味があるんですもの。
「金があれば女はどうにでもなる。プッシーをつかんだり」
そんなトランプ大統領の度重なる女性蔑視発言に対し
可愛い子猫ちゃんたちが猛烈に立ち上がりました。
彼女らはなんと、21日の「Women’s March」のために
せっせとピンクの猫耳帽を編み始めたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/84/d66e0f26f82861b2f25c110b14e60a1a.jpg)
新聞には編み物が初めての人たちのために
写真付きで丁寧な作り方が掲載されました。
たくさんの編み物が得意な女性たちが
せっせと他の人たちのためにたくさんの猫耳帽を編み始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/df/267fc018134fa7c4c51a5da9144fa53a.jpg)
今でもそんなピンクの猫耳帽をかぶっている人たちを見るたびに
良くも悪くも、このアメリカの歴史が変わる時に
この国に居合わせたことを
そしてその空気を直接肌で感じられたことを
とても幸運に思います。
と同時に、思わぬ左腕の怪我から
猫耳帽も編めず
歴史に残るマーチにも参加できなかったことを
とても残念に思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1f/9afadcd1a1473926486ce9437c294f2a.jpg)
読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
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「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
1月23日:お手軽インスタントピクルス
1月22日:シルクロードのひよこ豆サラダ
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan
シアトルの日刊新聞「The Seattle Times」のほぼ全面に
こんな記事が載りました。
「POLITICAL ACTION BECOMES A PRIORITY」
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人生で初めて何かをしなければいけないと思い始めたことが
何人かの人たちを通して語られています。
たとえば、、、、
ショーンテルの場合
「シアトルのインターナショナルスクールで働く3人の息子の母、33歳です。これまでただの一度も政治になんて興味を持ったことがなかったけれど、今回ばかりは何かが違う。子供たちの世代のためにも何かをしなければいけないと思っています。」
ジェイラの場合
「16歳です。シアトルの高校でチアリーダーをしています。何かをしなければいけない、何かを言わなければいけない、それが私たちに課されたことだ、そんなことを初めて強く思っています」。
パッティの場合
「テキスタイルアーティストです。72歳の私にできることは、リサイクルのカシミアを使って土曜日のマーチに参加する人たちのためにできるだけたくさんの『Pussy Hat』を編むことです。」
キングの場合
「私はこれまで政治に関心なんか全くなかったのに、今回ばかりは違う。黙ってはいられない。何もせずにはいられない。こんな思いは初めてのことです。」
カランドレットの場合
「11歳の長男がこんなことを言ったの。『ママ、僕たちはカナダに引っ越ししなければいけなくなるの?』。それを聞いた時に、このまま無関心でいてはいけないと思いました。たぶん私だって誰かを変えることができる。たぶん私だって誰かに語りかけることができるはず。」
クラハラの場合
「トランプがイスラム教徒についての暴言を吐き始めた時、私はすぐに思い出しました。日本人であるというだけで父と家族たちが抑留された第二次世界大戦時代のことを。単に見た目が違うというだけで人々をグループ分けするなどあってはならぬことでした。けれどもそんな愚行がまた今起きようとしているのです。」
こうした女性たちの言葉がまだまだ続きます。
ところで、「Pussy Hat」とは何でしょう。
実に意味深なネーミングです。
だって、プッシーには「可愛い子猫ちゃん」という本来の意味のほかに
「女性器」という意味があるんですもの。
「金があれば女はどうにでもなる。プッシーをつかんだり」
そんなトランプ大統領の度重なる女性蔑視発言に対し
可愛い子猫ちゃんたちが猛烈に立ち上がりました。
彼女らはなんと、21日の「Women’s March」のために
せっせとピンクの猫耳帽を編み始めたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/84/d66e0f26f82861b2f25c110b14e60a1a.jpg)
新聞には編み物が初めての人たちのために
写真付きで丁寧な作り方が掲載されました。
たくさんの編み物が得意な女性たちが
せっせと他の人たちのためにたくさんの猫耳帽を編み始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/df/267fc018134fa7c4c51a5da9144fa53a.jpg)
今でもそんなピンクの猫耳帽をかぶっている人たちを見るたびに
良くも悪くも、このアメリカの歴史が変わる時に
この国に居合わせたことを
そしてその空気を直接肌で感じられたことを
とても幸運に思います。
と同時に、思わぬ左腕の怪我から
猫耳帽も編めず
歴史に残るマーチにも参加できなかったことを
とても残念に思います。
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