今日は最近あった「どきっと話」と、そこから学んだ教訓を!
シアトルから帰った2日後に、突然こんなメールが届きました。
「この度は弊社『モバイルレンタルサービス』をご利用いただきましてまことにありがとうございました。今回ご返却いただいたWiFiルータを確認したところ、右下の部分が破損しており、次回貸し出せない状態となっておりました。大変お手数ですが、破損原因をお教え願います。8月6日までに返信がない場合、または弊社の責による破損でない場合は弁償代金40,000円を引き落とさせていただきます。あらかじめご了承ください。」
メールにはご丁寧に上のような写真が添付されていました。
予想もしていなかったことでした。
だって、レンタルしたWiFiルータは、シアトル空港で搭乗直前まで使っていましたし、飛行機に乗ってからはスイッチを切り、大事にフェルトの袋の中に入れて鞄の内ポケットにしまい、そのまま成田に着くまで指一本触れなかったんですもの。
成田に着いて指定のカウンターに返却に行った時だって、係りの方がざっと状況を見てから受け取りになったのですし、、、、、いったい何が何やらわかりません。
争い事は超が付くほど苦手なのですが
だからと言って
「ああ、そうですか。それではどうぞ4万円をクレジットカードから引き落としてください。」
と言うわけにもまいりません。
私としては珍しく頑張って交渉しましたよ。
「ルータと言うのはそんなにたやすく破損をするものなのでしょうか?」
という質問に対してはこんな答が返ってきました。
「弊社では、本WiFiルータを延べ一万回貸し出しておりますが、該当箇所が故障したことは数回しかありません。該当箇所はたやすく破損するような場所ではございません。今回の件を受け、内部故障があったWiFiルータを利用して衝撃実験を行いましたが、鉄板等にガンガンと何度も打ち付けても破損しませんでした。」
まさにミステリーとしか言いようがありません。いったい誰が、どこで、何のために、鉄板よりも固い物にガンガンとぶつけたりするものでしょうか。
この後も何度かメールのやり取りがありました。
最終的には、まるで日記のように、時系列的にシアトルの家を出て飛行機に乗り、成田に着き、借りていたルータを返却するまでの行動を詳しく報告し、たまたま家を出る前に撮った「無傷のルータ」の写真を添付しました。
そして決着は?
こんなお返事をいただきました。
「今回及び以前にご連絡いただいていたご利用状況を確認させていただきましたが、ご利用期間中の破損原因を特定することはできませんでした。また、ご返却時に破損確認を行っていなかったこともあり、お客様が納得された上で弁償代金をいただくことは不可能であると思われます。そのため、今回は弁償代金をいただかない形で処理をさせていただきます。」
かくして無罪判決が出たのではありましたけれど
すっきりしない後味が残りました。
けれども、もはやこの時代
WiFiルータなしでは不便が多すぎます。
だからと言って
もしも1か月間借りるとしたら
いくら最安値を探したところで2万円以上。
今回のような出来事に懲りて
「弊社では、補償制度料金を200円/日と、大手他社の3分の2以下(X社・V社:324円/日)に設定しております。こちらに加入された場合、弁償代金は不要でございます。
今回は補償制度にご加入いただいていなかったため、弁償代金として40,000円が発生してしまいますが、次回ご利用いただける際は、ぜひ補償制度にご加入いただければと存じます。」
というアドバイスに従って補償を付けるならば、いくら安いとは言えプラス6千円で、合計3万円近くになってしまいます。2か月ならば当然その2倍です。
こうなるとたぶん、現地の店でプリペイドの「Mobile WiFi」を購入してしまった方が断然お得だろうと思います。
ということでまとめてみますと
1.WiFiを日本でレンタルする時には必ず補償をつけましょう。
2.それでも万が一のために、帰りの成田行き便に乗り込む前に、レンタルしたWiFiの写真を撮っておきましょう。
2.長めに滞在するなら、現地の店でプリペイドの「Mobile WiFi」を購入しちゃいましょう。
実に良い勉強になりました!
ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!
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