日本でいちばん初めに出来たお寺に日本最古の大仏が祀られている
古都奈良の名刹を訪ねて来ました!
「鳥形山 飛鳥寺」 (とりがたさん あすかじ)
奈良県明日香村は有名な古寺名刹が点在する地域ですが、ここ飛鳥寺は
蘇我馬子が西暦588年に創立した日本最古のお寺です。
寺名を「法興寺」、「元興寺」、「安居院」などと呼ばれて平城遷都の際には奈良に
移され南都七大寺の一つに数えられて世界遺産「元興寺」になっています。
飛鳥大仏は奈良東大寺の大仏より150年も前に造られたと
伝わる日本最古の仏像(釈迦如来坐像)です。
現在は「安居院」(あんごいん)と呼ばれています。
大仏を安置する講堂
西暦605年、推古天皇が詔して鞍作鳥仏師が609年に造った日本最古の仏像は
像高約3mで当時の銅15トン、黄金30キロを用いて造られたと伝わっています。
鞍作鳥仏師は法隆寺金堂の釈迦三尊像も造った仏師で
アーモンド型の目が特徴的で飛鳥の特色を伝える仏像です。
境内
鐘楼
飛鳥寺形石燈籠
人への接し方や心の持ち方を説いた「春風以接人・秋霜以持己」と
「合掌と 感謝の心 子に孫に」の教えに深く頷いたひと時でした!
そして何よりも「写真撮影OK」という飛鳥寺の対応には驚きました。
観光化された昨今のお寺は皆、揃って「撮影禁止」
そんな中、我が国最古の仏像を間近で観られて自分のカメラで撮影が
出来る喜びを本当に強く感じました。
日本最古の飛鳥寺と飛鳥大仏に合掌! そして感謝!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます