見所がいっぱいの有楽苑には
国宝に指定されている茶室「如庵」があります!
木曽川沿いの犬山城の東側にあって自宅のすぐ近くに
こんな素晴らしい日本庭園があったとは灯台下暗しでした!
四季折々に苑内の樹々や草花を愛でる楽しみが出来て
特に雪景色の苑が見てみたくなりました!
織田信長の実弟、有楽斎が1618年頃に京都建仁寺の境内に
旧正伝院書院と茶室如庵を建てて有楽の生まれ故郷の犬山の
この地に移築された遺構を見に先に進みます
茶室の前には井戸が掘られていて井戸上部の井筒は
有楽斎好みだそうで元和元年9月2日有楽と銘が残されています
現存する国宝茶席の三名席の一つとして茶道史上において
貴重な遺構になっている如庵(じょあん)
国宝指定書なるものが掲げてありました!
杮葺きの端正な外観は思ったより綺麗で400年もの月日が経っている
建物には見えないほど手入れが行届いているようでした
萱の門に石灯籠が有楽斎の隠居所の雰囲気を
醸し出しているようでした!
茶室 「元庵」(げんあん)
「元庵」は有楽斎が大阪、天満に構えたとされる茶室を
古図に基づき復元した茶室だそうです
杉苔が敷き詰められた庭
竹林が生い茂る苑内
ワクワクドキドキしながらの苑内散策は思った以上に綺麗で
手入れの行き届いた素晴らしい庭園に驚き、
雪が降るのが楽しみになり、
梅や石楠花に桜や藤にツツジ、サツキなどが咲き揃うのが
待ち遠しい想いにさせてくれた有楽苑巡りでした!