さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

皇室ゆかりの写経道場雲龍院

2015年12月16日 | 名所史跡

    真言宗泉涌寺派の別格本山で

御寺泉涌寺の別院でもある雲龍院を訪ねて来ました!

 「瑠璃山 雲龍院」(るりざん うんりゅういん)

後光厳天皇が1372年に竹巌聖皐律師を招き、

自らの菩提所して建立し開山したのが始まりとされています

 雲龍院の由来

 手入れの行き届いた清々しい境内を進み書院に向かいます

赤い毛氈が敷かれスッキリとした書院の玄関 

 玄関では迫力のある「龍」が出迎えてくれます

 

 「蓮華の間」

雪見障子の四角いガラス窓からは四枚の違った絵を

眺めているような感じでした!

境内の中庭 

 

 紅いモミジは散った後で少々遅かったようです!

 

 「悟りの間」

 丸窓からは訪れる度に違った風景が映し出されます

「霊明殿」と「石灯籠」 

  霊明殿の説明 

 

 本堂の「龍華殿」の説明 

歴代天皇の信仰が厚い雲龍院は開山した後光厳天皇の皇子で後の

後円融天皇が「如法写経」を始められ、龍華殿は現在も写経道場

として一般にも開放されて使われています

皇室ゆかりの寺院ながら開放的で全てを受け入れるといった

温かな雰囲気も漂っていて

何とも言えぬ居心地の良さを実感した寺院でした! 

       

 

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