奈良の明日香村から橿原を通り、天理方面に向かう途中に
「百済寺」というお寺がナビに表示されました
「クダラ」という言葉の響きに興味が湧いてきました!
行ってみると・・・・・・
「百済寺」はこの「春日若宮神社」の境内の中にひっそりと
本堂と三重塔だけが残っているお寺でした!
百済寺の寺史案内によると日本の元号が始まる以前に
開かれた古寺のようです
百済寺の本堂は「談山神社」から移築されたものらしく
北葛城郡広陵町の水田が広がる長閑な
地域にあって寂しい無住寺になっていました
百済寺は聖徳太子が創建した熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)を継いで
第34代舒明天皇(じよめいてんのう)が「百済大寺」として
西暦639年に創建した日本初の官寺で後に平城京に移転した際に
「大安寺」となったという由緒ある歴史的な古寺でしたが
現在は当時の面影もないほどに寂れたものとなっていました
それでも「三重塔」は住んでいる人もなく、管理する人も居ない中で
美しい和様の姿を残してくれていました
たまたま「クダラ」という名前が気になって訪ねてみたことで
いろいろな繋がりが分かった参拝となりました!!