東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

改めてそろばんの分量を見つめなおすと…

2017-07-29 12:40:40 | 日記
 まあまあの分量ですよね。

 私の教室では、普段の練習は今の日商検定ではなくて、平成15年に改定される前の問題を使用しています。

 たとえば3級でしたら、一番異なるのはみとりざんで、現行の問題は6桁10段。でも旧問題は3~6桁がランダムに(厳密には配置基準がありますが)配置されたものを15段。ただし1問題の数字の数はどちらも60です。

 これを同じレベルだと思うと大違いです。桁が違うので位取りでの間違いが旧問題では頻発します。今の問題よりもかなり難しいといえます。

 で、これを10分で10問題できるスピードが合格する生徒の平均的なスピードになります。

 さて、小学生で違う塾に通う生徒の問題プリントを見る機会がありました。

 私はパッと見「多いなあ…」と感じてしまいました。すきまなくびっしりと問題で埋められていたんです。ちょっとお勉強が苦手な生徒であれば、取り組む前から嫌になるよなあと思っていました。

 そこで素直に「そのプリント問題数多いね」と生徒に問いかけてみました。

「そろばんより全然少ないやん! 普段もっとたくさんやってるやん。 せんせ~はこれ多いと思うん?」


 ですって。へ~、そんなふうに感じるんですね。まあ確かに毎日の練習を通して、一定時間に処理している量は増えていってはいますけど、ここまで伸びているとはびっくりですね。

 以前のブログで「客観視」のことを書きましたが、もっと大事な「俯瞰で見る」ことの必要性を改めて感じました。

 まあ、あの量を多くないと感じることができるとはすごいと思いましたよ。はい。
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