雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

伝説の打撃練習

2024-09-10 00:00:08 | 凄い
歴史的な偉業
「50−50(シーズン50本塁打/50盗塁)」
に向かって爆進している大谷翔平さんですけど。

つーか、
リハビリ中の投手だよね!?
今。たしか。ね?

そんな大谷さんに関する記事で、
9月7日にプレジデントオンラインという
WEBメディアに掲載された記事を読んだのですが。
ちょっと感動してしまいまして。
ここに「備忘録」として残しておこうかと思います。
あくまで全文でなくダイジェストなので、
興味を持った方はよりマニアックな本記事や
書籍を探して読んでいただければよいのではないかと。
ええ。ええ。
何卒。(^^)



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【それを見た後、私の瞳からは涙が溢れ出た…
大谷翔平がWBCの試合前の練習で見せた「伝説の打撃練習」とは】

——————スポーツライターの広尾晃さんによる
「データ・ボール」(新潮新書)より、
2023年のWBC日本代表に弾道測定器「トラックマン」の専門家として
帯同した星川太輔さんのエピソードを紹介する——————




■ダルビッシュと大谷はなぜデータを重視するのか
名古屋、バンテリンドームの初日、
ブルペンに星川が待機していると、
侍ジャパンと中日との試合の5回が終わったくらいに大谷翔平が入ってきた。
星川は大谷に

「普段からポータブルの “トラックマン” を使っていると思うけど、
どの項目を見ているんですか?」

と聞いた。
実は星川は宮崎でも同じ質問をダルビッシュ有にしていた。
驚くべきことに二人は

「どの項目というよりも全般的に見て、
自分の感覚と(トラックマンのデータが)合っているかどうかを確認している」

と全く同じことを言った。

「あの二人が全く同じことを言っている。
そこにはなにか深い意味があるんじゃないか?」

星川はホテルに帰ってじっくり考えてみて、
二つのことに思い当たった。

一つは両投手ともに「仮説」を持っていること。
データを計測した投手の多くは
「僕の球どうでしたか?」
「もっとよくするには、どうすればいいですか?」
と聞くが、ダルビッシュと大谷は違った。
先に仮説があるのだ。

「仮説」とはもともと“投げたい球”のことだ。
自分にとって投げないといけない球、“必要な球”がわかっていて、
実際に投げた球が、
自分が思っている通りの球になっているかどうかをデータで確認している。
だから1球1球、確認する必要が出てくる。

おそらく彼らであっても当然コンディションが日々違っていて、
そんな中でも“投げるべき球”がある。
それをデータで確認し、その差異をチェックしているのではないか?

(中略)

■野球少年に見習ってほしい大谷の打撃練習
星川は飛距離もさることながら、
大谷が打撃でもデータによるファクトチェックをしたことに驚いた。

大谷の打撃練習中、星川は、
隣にいた大谷の通訳(当時)の水原一平に打球速度を1球1球伝えた。
一つのセッションが終わったら、大谷と水原は

「何球目、何キロだった?」

などとチェックをしていた。
バンテリンドームでの打撃練習は、
日本の選手やスタッフには衝撃的なインパクトだったが、
大谷は数字を聞いても

「ふーん」

みたいな表情を浮かべた。
彼には何でもないことだったのだ。
星川が一番感じたのは大谷が“バットを振り切っていた”ということだ。

大谷の前に中日ドラゴンズの選手と侍ジャパンの他の選手が打撃練習をした。
テストも兼ねて中日の選手も、侍ジャパンの他の選手も全部データを取った。
大谷はカージナルスのラーズ・ヌートバーとともに最後にケージに入ったが、
すべての選手の中で、大谷は誰よりもバットを思い切り振り切っていた。

これは、やはり普段からの積み重ねなのだろう。
振り切るような打撃練習をやらないと強くならない。
バッターの基本ではあるが……。
このスイングこそが打者大谷翔平の原点であり、
大谷のプレーに注目している中学生や高校生に見習ってほしいことでもある。

(中略)

■三冠王・村上宗隆が受けた衝撃
大谷の打撃を目の当たりにした日本の強打者たちは、
あまりの凄さに自信を喪失した。
中日の選手たちも“すげー”と声をあげていたが、
一緒に戦うチームメイトは、ちょっと声をかけられない感じになった。

ケージのま後ろで見ていた村上宗隆は凄いショックを受けていたようだった。
また、ヤクルトの山田哲人の表情にも笑顔は見られなかった。

村上は、大谷の打撃練習の最中に星川に打球速度について聞いてきた。
村上自身も、宮崎キャンプで計測した自分の数値を知っている。
星川が答えた大谷の数字は、それを大きく上回っていた。
村上はさらにショックを受けたようだった。

しかし、そのとき星川は、同時に、
村上が本気でメジャーでトップの選手になることを
目指しているのだろうとも思った。
確かにショックを受けてはいたが、
打撃ケージの裏やベンチ裏で話したときの
村上のあの表情は “決意を新たにした” 顔だと思えた。

星川はしみじみと語る。

「大谷選手のあの打撃練習を目の前で見て、
大変おこがましいですが僕も大きなショックを受けました。
28歳であんなにすごいことをする人がいる。
47歳の僕は一体今まで何をしていたんだ、本当に全力で努力してきたのかと。
“俺は今まで何をやってきたんだろう”
と自分の不甲斐なさにホテルに帰る道すがら涙が出てきました。
本当にいい経験をさせていただきました」
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僕さんは、いったい、
今まで何をやってきたんだろうか......(T . T)ぶぇ。



マイバットを持ってバッティングセンターにお出かけ♪の図。
「そー言うことじゃないやろ!」
的な。
ええ。ええ。


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