上海阿姐のgooブログ

FC2ブログ「全民娯楽時代の到来~上海からアジア娯楽日記」の続きのブログです。

モデルKoki,(コウキ)2019年中国での活躍~クリス・ウー、ジャクソン・イーと共演

2019年12月06日 | エンタメの日記
木村拓哉と工藤静香の次女「Kōki,」は2018年にモデルとしてデビューして以来、中国芸能界でコンスタントに露出しています。
「Kōki,」を芸名としていますが、中国では人名は当て字でも漢字で表すのが基本なので「光希」と表記されることも多いです。また、オフィシャル以外では「木村光希」と記されていることも少なくありません。
kokiは、世界を視野に入れてモデルとして活動すると言われていますが、その言葉どおり中国でモデルとしてファッション誌や大手企業の広告に出ています。
現在、メンソレータムの中国地区のイメージキャラクターとして、巨大な商品ポスターが上海市内の地下鉄駅などに張り出されています。
メンソレータム社130周年 リップクリームの宣伝。




なお、一番左は能年玲奈(のん)ですが、一人だけ名前が表記されていません。


2019年5月には、TFBOYSの易烊千玺(ジャクソン・イー)とともにファッション雑誌「Harper's Bazaar」の中国版「時尚芭莎」2019年6月号の表紙を飾って話題になりました。


この広告は、BMVとのコラボ広告でもあり、動画広告も多くの媒体で流れました。
特に、中国版のTwitterといわれる「Weibo」(ウェイボー)のアプリ起動時のスプラッシュ広告になっていたので、相当多くの人が目にしたはずです。

易烊千玺(イーヤンチェンシー、英語名:ジャクソン・イー)はいま中国で非常に売れているタレントです。2000年生まれで先日19歳になったばかりです。易烊千玺がものすごくかっこよく映っている広告です。


俳優兼歌手のクリス・ウーの新曲「弐参」(ETERNAL LOVE)のMVに出演し、クリスの29歳の誕生日である11月6日に公開されました。MVの長さは約16分で、ストーリーのあるショートフィルム形式になっています。最後に「To be continued」とあるので、続編もあるようです。

  

クリス・ウー(呉亦凡)は、元EXOの中国人メンバーの一人で、2014年にEXOを脱退し、活動の場を韓国から中国に移しています。現在中国芸能界で非常に成功しているタレントの一人です。

易烊千玺(ジャクソン・イー)も呉亦凡(クリス・ウー)も、中国芸能界の第一線のイケメン若手タレントで、kokiはデビューからいきなり中国の大物と共演し、大手企業の広告モデルを務めているというイメージです。

なお、呉亦凡(クリス・ウー)と共演した「弐参」(ETERNAL LOVE)のMVは、なかなかの珍作です。
出演者は主役カップルのクリス・ウーとkokiのほか、悪役が一人出てくるだけなのですが、悲恋とタイムスリップ設定を表現しています。
中華古代ファンタジー世界の貴公子と姫である二人が、戦いの中で相手を庇って命を落とし、現代世界に転生して再び出会う・・・というストーリーなのですが、伝統楽器を使った曲調から急にRAP調になったりします。



kokiは、12月にも大手動画サイトのIQIYI(愛奇芸)のイベントにゲスト出演するなど、中国のメジャーメディアに着々と進出しています。

MVのメイキングやインタビューなどでは、kokiは流暢な英語を話しています。まだ16歳ながら堂々と受け答えをし、フランス語の響きが混じったような英語を話しています。インタビューに答える姿は、育ちの良い芸能一家出身のお嬢さまというかんじです。身長が高く大人っぽい顔立ちですが、表情にはあどけなさがあります。
なお、特技とされるフルートを公の場で披露したことはまだないのではと思います。

こうやって見ていると、kokiの活躍の場としては、中国は適しているかもしれません。
木村拓哉という中華圏で絶大な知名度を持つスターの親を持ち、英語と音楽の専門教育を受けて育った彼女は、中国では「セレブキッズ」として好意的に認められるかもしれません。「セレブキッズ」などというと、日本では場違いで嫌味な印象しか持たれないかもしれませんが、日本よりもドライな中国では、裕福で人より恵まれていることに対して遠慮する必要はなく、高級ブランドのティーンモデルとしてもプラス効果を上げられるのではと思います。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アリババ「双11」前夜祭~201... | トップ | 2019年~変化を続ける中国芸能 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (はるみとまこ)
2019-12-09 12:34:18
隊長(クリス)!!!
相変わらず綺麗なお顔ですね。
でも、私は彼にはコメディを演って欲しいです(笑)
歌も続けてるんですね。
キムタクのお嬢さん、凄いですね!
日本よりのびのび仕事出来そうですね。
二世でもろくでもないのが居る中で、大成功ですよね。
返信する
はるみとまこさん (上海阿姐)
2019-12-10 00:57:57
クリス、相変わらず顔とスタイルがいいです。色んな意味でツッコミどころ満載の作品を常に世に出しているのですが、それも個性の一部かもです。
根本的なキャライメージはEXOのときから変わってないかもしれません。
クリスが中国での芸能生活を順調に続けることができたのは、中国に戻ってすぐに馮小剛監督の映画「老炮儿」に出演して評価されたことが大きいと思います。かっこいいけどかっこつけない人を演じることができる人ですね。
返信する
こんにちは (はるみとまこ)
2019-12-10 12:34:29
「老炮儿」良さそうな映画ですね。
こういう映画を日本でも上映して欲しいです。
昔なら、大阪でも中国映画祭やってました。
よく見に行きましたけど・・・。
隊長出てるし、入ると思うんですが。
返信する
はるみとまこさん (上海阿姐)
2019-12-11 02:16:40
中国映画はよほどの宣伝・話題性がないと、興業的に成功させるのは難しいかもしれません。いい作品もたくさんあるので、映画祭とかでもっと上映してほしいですね。
中国で興行成績を上げられる作品は、国策的な目的でもない限り、手間をかけて日本市場にもってくるモチベーションが生まれにくいかもしれませんね。。参入しにくいし、いまとなっては中国よりも市場規模がだいぶ小さいので・・・。
中国ドラマはかなり多くの作品が日本のケーブルチャンネルなどで放送されてますが、あれは中国側が意図的に日本に供給しているのかも・・?と思います。
返信する
ご無沙汰しております ()
2019-12-18 18:06:48
 ご無沙汰しております。更新ありがとうございます。
 クリスは西遊記のイメージだったんですが、元EXOなんですね。。ルハンといい、元EXO頑張ってますね。あの頃は「え?帰っちゃうの?」と違和感があったんですが、今となっては良かったのだろうと思います。SMはアイドルを大事にしない会社だと思うので。(今日はジョンヒョンが亡くなった日です)
 Kokiさんは凄いですね。容姿、才能、環境とすべてに恵まれていますね。逆に心配になってしまうほどです。中国進出は意外でしたが、やがてはアジア全域で活躍するのでしょうか。映画とかドラマとか、日本に逆輸入されるようになったら面白いなと思います。
返信する
玲さん (上海阿姐)
2019-12-19 01:20:07
こんにちは!お久しぶりです!!コメントありがとうございます~
クリスはEXOのリーダーでしたが、一番最初に脱退しました。思えば、EXOとしてデビューする前の期間が長かったので、結果的にデビューしたとたんに脱退してしまったことになります。結局中国人メンバー4人が全員脱退しましたが、残った韓国人メンバーで続けているのがさすがです、やはりメンバー個々のポテンシャルが非常に高かったからだと思います。
kokiはまだ16歳ですが、今後もし映画とかドラマに本格的に出るなら、歯を直したり、色々しなければいけないかもれませんね。芸能界に入らないければ、純粋にキムタクの娘だったのに、芸能人になることにより、本来の自分を変えなければいけなくなるかもしれません。キムタク令嬢であることと、一人の女性芸能人であることを、どう両立するかは、大変なハードルです。まだ10代なので、2年くらい芸能活動でして、再び学業に専念する可能性もあるかもしれませんね。
返信する

コメントを投稿

エンタメの日記」カテゴリの最新記事