中国ドラマ「陳情令」の主役を演じて一躍人気俳優となった肖戦(シャオジャン)は、もともとボーイズグループ誕生企画番組の出身です。
番組で結成されたグループは「X玖少年団」(X9(エックスナイン)少年団)といいます。
過去記事:9人組の中国ボーイズグループ「X玖少年団」
グループとしての「X玖少年団」は現在具体的な活動をしていません。
そもそも活動自体が少なかったので、「X玖少年団」に関する情報も少ないと思います。
ただし、肖戦の公式Weiboのアカウントが今も「X玖少年団肖戦DAYTOY」となっているように、グループ自体は存続しています(解散はしていない)。
(9人のメンバーのうち、陳澤希が2020年9月に正式に脱退)
2017年4月2日に開かれた「X玖少年団「以己之名」上海1stコンサート」は今になって思えば貴重なイベントでした。(過去記事)
公式グッズとしてTシャツなども販売されました。いまではレアアイテムです。(写真:2017年4月2日撮影)
2017年当時、肖戦の人気はグループの中でも真ん中くらいでした。ボーカル担当でダンスはやや苦手そうでした。
当時から「X玖少年団は逸材が揃っているのにもったいない」と言われていました。
グループ結成後、活動が軌道に乗らなかった理由は、
・オーディション企画番組から出てきたため、番組制作各社の利権争いに足を引っ張られた。
・グループアイドルを選ぶことはできても、グループをプロデュースするノウハウがなかった。
・メンバーの年齢のばらつきが大きく、年少メンバーの進学問題にぶつかった。
などと言われています。
グループ活動がままならない中、肖戦はその並外れたルックスによってドラマ出演のチャンスを掴み取りました。
肖戦以外のメンバーも、それぞれ芸能活動を続けています。
リーダー伍嘉成は主にバラエティで積極的に活動しています。
谷嘉誠と郭子凡は俳優としてドラマに出演。
彭楚粤、夏之光、趙磊、焉栩嘉の4名は、グループ誕生サバイバル番組「創造営2019」に参加し、焉栩嘉、夏之光、趙磊の3名はデビューメンバーに選ばれました。3人は現在も「R1SE」の一員として活動しています。
デビューメンバーから外れた彭楚粤も歌手、俳優として活動しています。
11人グループ「R1SE」2021年1月1日に公式Weiboにアップされた写真。リーダーの周震南が圧倒的に人気があります。個別の活動が多く、比較的スキャンダルの多いグループです。
「創造営2019」は「PRODUCE 101」の中国男性アイドル版に相当する番組で、「R1SE」は2年間の期間限定グループです。
「R1SE」は2019年6月に結成されたため、2021年5月には活動期間を終える予定ですが、現状からみると「X玖少年団」が再びグループ活動をする可能性は低いと思います。
サバイバル番組でグループメンバーを選ぶプロセスはドラマチックで刺激的です。
しかし、いざグループが結成され、活動を始めてみると「なぜグループでなければならないのか」という根本的な問題にぶつかります。
中国(本土)芸能界には「グループアイドル文化」があまり根付いていません。協調性、団結といった概念が日本ほど重視されておらず、個人間の競争が激しい中国では、チームで行動するということ自体があまり馴染まないのかもしれません。
なお、「X玖少年団」のメンバーは、グループ誕生のオーディション番組をプロデュースした芸能事務所「天娯伝媒」(EE-Media)の所属でした。しかし、「天娯伝媒」の代表プロデューサーである龍丹妮(ロン・ダンニー)が「天娯伝媒」を離れ、新会社を設立したため「X玖少年団」のメンバーも新会社「哇唧唧哇娯楽」(WAJIJIWA Entertainment)の所属となっています。「R1SE」もWAJIJIWAの所属です。
番組で結成されたグループは「X玖少年団」(X9(エックスナイン)少年団)といいます。
過去記事:9人組の中国ボーイズグループ「X玖少年団」
グループとしての「X玖少年団」は現在具体的な活動をしていません。
そもそも活動自体が少なかったので、「X玖少年団」に関する情報も少ないと思います。
ただし、肖戦の公式Weiboのアカウントが今も「X玖少年団肖戦DAYTOY」となっているように、グループ自体は存続しています(解散はしていない)。
(9人のメンバーのうち、陳澤希が2020年9月に正式に脱退)
2017年4月2日に開かれた「X玖少年団「以己之名」上海1stコンサート」は今になって思えば貴重なイベントでした。(過去記事)
公式グッズとしてTシャツなども販売されました。いまではレアアイテムです。(写真:2017年4月2日撮影)
2017年当時、肖戦の人気はグループの中でも真ん中くらいでした。ボーカル担当でダンスはやや苦手そうでした。
当時から「X玖少年団は逸材が揃っているのにもったいない」と言われていました。
グループ結成後、活動が軌道に乗らなかった理由は、
・オーディション企画番組から出てきたため、番組制作各社の利権争いに足を引っ張られた。
・グループアイドルを選ぶことはできても、グループをプロデュースするノウハウがなかった。
・メンバーの年齢のばらつきが大きく、年少メンバーの進学問題にぶつかった。
などと言われています。
グループ活動がままならない中、肖戦はその並外れたルックスによってドラマ出演のチャンスを掴み取りました。
肖戦以外のメンバーも、それぞれ芸能活動を続けています。
リーダー伍嘉成は主にバラエティで積極的に活動しています。
谷嘉誠と郭子凡は俳優としてドラマに出演。
彭楚粤、夏之光、趙磊、焉栩嘉の4名は、グループ誕生サバイバル番組「創造営2019」に参加し、焉栩嘉、夏之光、趙磊の3名はデビューメンバーに選ばれました。3人は現在も「R1SE」の一員として活動しています。
デビューメンバーから外れた彭楚粤も歌手、俳優として活動しています。
11人グループ「R1SE」2021年1月1日に公式Weiboにアップされた写真。リーダーの周震南が圧倒的に人気があります。個別の活動が多く、比較的スキャンダルの多いグループです。
「創造営2019」は「PRODUCE 101」の中国男性アイドル版に相当する番組で、「R1SE」は2年間の期間限定グループです。
「R1SE」は2019年6月に結成されたため、2021年5月には活動期間を終える予定ですが、現状からみると「X玖少年団」が再びグループ活動をする可能性は低いと思います。
サバイバル番組でグループメンバーを選ぶプロセスはドラマチックで刺激的です。
しかし、いざグループが結成され、活動を始めてみると「なぜグループでなければならないのか」という根本的な問題にぶつかります。
中国(本土)芸能界には「グループアイドル文化」があまり根付いていません。協調性、団結といった概念が日本ほど重視されておらず、個人間の競争が激しい中国では、チームで行動するということ自体があまり馴染まないのかもしれません。
なお、「X玖少年団」のメンバーは、グループ誕生のオーディション番組をプロデュースした芸能事務所「天娯伝媒」(EE-Media)の所属でした。しかし、「天娯伝媒」の代表プロデューサーである龍丹妮(ロン・ダンニー)が「天娯伝媒」を離れ、新会社を設立したため「X玖少年団」のメンバーも新会社「哇唧唧哇娯楽」(WAJIJIWA Entertainment)の所属となっています。「R1SE」もWAJIJIWAの所属です。