9月11日(土)上海虹口サッカー場にSMTOWN上海Liveを観にいってきました。
出演者:カンタ、BoA、東方神起(ユノ、チャンミン)、SuperJunior、少女時代、SHINee、f(x)、チャンイーリン。開演:18:45 終演:22:50
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/07/01f5c80c37ed2ed72103574c0089d447.jpg)
この日は朝から大雨で、午後はまるで台風のような強い風を伴う雨に見舞われました。降ったと思ったらやみ、やんだと思ったらまた降るという状態がずっと続いていましたが、18時くらいには雨はほぼやんで、アリーナの人も雨具をかぶる必要はなかったのではと思います。
公演前はファンからのメッセージがモニターに表示されます。東方神起ファンからのメッセージが圧倒的に多かったです。
【To:Ukow、MAX:東方神起。再び天下君臨する日を待ってます。東方神起を信じてる。】【To:東方神起:東方神起、ミドヨ。※米豆油はミドヨの当て字。】
メンバーからのメッセージも表示され、大歓声が上がります。
【ユノのメッセージ】
ほんとうに久しぶりにステージで皆に会えて嬉しいです。準備はOK?皆も東方神起のすごいパフォーマンスを楽しみににしてるよね!!
【チャンミンのメッセージ】
みんな待ちくたびれたよね?ごめんね~~~もうすぐ皆のすぐそばに行くから!
阿姐の席はスタンド2階の380元の席、12ブロックです。
【写真:開演前の開場。スタンド2階 12ブロックから】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/5b/df3517c7c4261c493c92c0c744f015cb.jpg)
このブロックはいわゆる「仙后区」でした。「仙后」というのは中国語でカシオペアを意味します。つまり東方神起ファンが集まるブロックだったのです。何かあるたびに「ドンファンシェンチー」(←東方神起の中国語読み)コールが鳴り響きました。
自分がいる側の向かいのスタンド1階、一番舞台寄りがSHINeeファンのブロック、その隣が少女時代、SUJUを挟んでまた少女時代という並び順でした。
【写真:スタンド席】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/91/ea79b78ce5b9be517820e105ca78785d.jpg)
遠目に見ると、一番統率が取れていて、真面目にライブ観賞していたのは少女時代のファンでした。
お揃いのピンクの長い蛍光棒を使い、カンタ、BoA、f(x)などが歌っているときも、少女時代のファンはほとんどずっとピンクのペンライトを真面目に振っていました。逆に少女時代が出てきたときは、2008年SMTOWNのときのようにアンチコールこそ起きなかったけれど、少女時代のファン以外はペンライトを消してしまう人が多かったです。SHINeeファンのブロックですらほとんどペンライトが消えていました。
SMTOWN上海のオープニングはf(x)です。
Amberがいなくて4人のf(x)。f(x)のステージを見るのは初めてです。
f(x)は立場的に「少女時代とSHINeeの妹」なのですが、まさにこの言葉の通り、両グループの特徴を合わせ持ってるなと思いました。4人のキャラ分けもはっきりしていて、パフォーマンスも堂々としていて洗練されてます。RAP部分でAmberの代わりにミノが参加すると大歓声。MCタイムでは中国人メンバーの宋茜(ソンチェン)=Victoryaが中国語で話しましたが、すごくかわいいしゃべりか方でした。韓国語を話すようなトーンで中国語を話します。Victoryaがスクリーンに映ると会場も盛り上がるのですが、ファンとしてキャー!!と叫んでいるというより、応援のエールを送っているというかんじでした。
チャンリーインが2曲歌い、その後カンタが出てきます。少し中国語も話し、客席からは「安七」(アン・チーシュエン)コールが起きます。「安七」はカンタの本名で、中国では「安七」としてCDを出したり活動をしています。カンタとスルリのコラボでSHINeeのオニュがラーメン配達の役で登場しますが、退場するときに「おじゃましました~」というかのようにカンタに会釈しながら去っていくところがほほえましかったです。
なお、スルリは中国では「雪莉」(シュエリー)と呼ばれています。
ここでカンタの「デビュー十五周年祝い」をします。
SJ-Mのチョウミが中国語でMCを取り、「ハッピバースデートゥーユー♪」というとこを「十五周年トゥーユー~♪」と置き換えて会場全体が中国語で歌いました。このときケーキを持ってステージに上がったのは、イトゥク、チョウミ、シウォン、少女時代のティファニー、ユリ、ユナもいたかな?あと数名、f(x)の誰かでした。どういう人選なんだろう・・・?
続いてSHINeeの登場です。
阿姐の席は東方神起ファンのエリアだったのですが、序盤は赤いペンライトを消してる人が多かったです。ライトが落ちるたびに「東方神起コール」をしたりして、ちょっと落ち着かない雰囲気でした。ところがSHINeeが出てくるやいなや、緑のペンラインに持ち替えてライトに点灯する人が少なからずいました。SHINeeのファンサイトが無料で緑の蛍光棒を配布していたせいもあります。阿姐ももらいましたが、この蛍光棒が非常に良くできていて、SHINeeのイメージカラーであるパールアクアグリーンをかなり忠実に再現しています。感動しました。
【写真:百度貼吧 SHINee吧が無料配布した蛍光棒。】前列右側に小さく映っているのは市販の緑の蛍光棒。市販のものとは色が違います。SHINeeのイメージカラーに合わせて特注したのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8e/f51b8b32a3e00cb150c5a01c6c5b5006.jpg)
SHINeeのステージは韓国版「花より男子」の主題歌「Stand by Me」から始まり、Juliete、Replay(ヌナノムイェッポ)、Get Downを4曲連続で歌いました。f(x)と同様マイクの調子が悪そうです。全体を通じてPAがひどく、アリーナ中央のスピーカーが半拍遅れて反響していてるありさまです。
「Juliet」ではフォーメーションがちょっと崩れているのが気になりました。花道のT字部分で歌ったので、スペースが狭くてやりにくいのかな?と思ったけれど、SuperJuniorや少女時代も大所帯ながら花道中心の狭いところで踊ってましたが、フォーメーションは揃ってました。SHINeeメンバーの一人一人の振り付けはちゃんとしてるのに、間隔の取り方のせいでしょうか、どこかしっくりこなかったです。
5人の中でライブで見て面白かったのはミノとKeyでした。ミノは表情や目線に覇気があり積極的になったかんじがします。keyは5人の中で一番楽しんでいるかんじがしました。Keyが一番お客さんを見てると思います。要するに観客アピールが多いということなのですが、スクリーンのカメラもやたらKeyを映してました。テミンはとにかくキレイで美しく成長しているのに恐れ入ります・・・。
ここからコラボコーナーで、ジェシカとクリスタルの姉妹コラボ、SJ-Mのチョウミとf(x)のルナの「另一個天堂」(もう一つの天国)などです。「另一個天堂」の原曲は王力宏(ワン・リーホン)と張靚頴(ジャン・リャンイン)のデュエットですが、簡単そうに聞こえるけれど難しい曲だと思います。チョウミもルナも上手に歌いこなしていました。
ヒチョルのソロ「Soul」。オープニングにHenryがバイオリンで登場し、花道からダンサー・テミンがせりあがってきます。楽器はHenry1人なのでほとんどヒチョル・オンステージ。途中がヒチョルが2人に絡みに行くのですが、Henryは楽器演奏に集中しているるせいもあり、ヒチョルのちょっかいに動じません。花道ですれ違うとき、ヒチョルがテミンにキスしようとすると、テミンはそれを察知して「ちょっとそれは・・・」というかんじで後ずさるのが面白かったです。さすがヒチョルです。オープニングからここまでの間で一番盛り上がりました。
ダンスコラボのA-YOの後、なんとSJ-Mが登場し、「到了明天」(Blue Tomorrow)と「Me」を歌います。
やはりハンギョンのいないSJ-Mは見るのが辛いです。
ドンヘが花道の端に来たとき、青い蛍光棒を持っている客席のファンに向かって、蛍光棒を渡すようにてを差し出します。蛍光棒を受取りステージで蛍光棒を振った後、客さんに返して、また別の蛍光棒を受取ったのです。SUJUは全員ファンサービスが多いですが、中国ではドンヘが特に多いです。はっと気がつくと「海」と書かれた白色の電光ボードを持っている集団が花道の脇に密集していました。(※ドンヘの漢字名が“東海”なので「海」はドンヘのことを表わす)
次は少女時代です。ユナがあまりにも細くてびっくりしました。全員細いけれどユナがひときわ痩せています。SMTOWN上海でのアイラインを強調するメークはあんまり似合わないのでは・・・もっとさっぱりしたメークの方が可愛いさが引き出されると思います。やはりPAが悪く、少女時代もマイク不調に悩まされていましたが、ポイントごとにテヨンがしっかり歌っていました。
SuperJuniorはハンギョンが抜けた分、フォーメーション上ウニョクとドンヘの2トップが強調されるようになったと思います。ウニョクが更に目立つようになりました。
「ミイナ」を初めて見ましたが上手いです。様式美というかまとまりがあります。
これは場数・経験の蓄積によるものなのでしょうか?揃うところがきっちり揃っていて、タイミングがいいのです。
SUJUは細かいファンサービスが多いです。客席と花道の間にはかなりの距離があるのですが、ソンミンが花道の端に立たったとき、観客が手にしているタオルに手を差し出しました。あんなに距離が離れてたらタオルは届かないんじゃないか・・と心配して見ていたら、ファンが上手にタオルを投げ入れてソンミンがキャッチできたのです。そのタオルを広げて見せた後、汗を拭いて、また投げ返しました。
ウネ(ウニョク×ドンヘ)や83ライン(ヒチョル×イトゥク)のカラミもあり、
SuperJuniorはどうしてこんなにファンが求めていることが分かるんだろう・・!?
と尊敬せずにいられません。
BoAのコーナーが終わるとスクリーン上に「SMP」の文字が浮かび上がります。
「This is SMP」。お待ちかねのSMPタイムです!!
東方神起ファンがコールを始めますが、トップはSorrySorry。会場が一体となり盛り上がりました。少女時代のGenie。足がすごい。足が、足が、すごい・・圧巻!!芸術です。Ring Ding Dong、NU ABOと続きますが、f(x)のNU ABOがすごく盛り上がりました。
f(x)はLunaが歌もダンスも上手いので、ライブステージはLunaが実力でひっぱり、クリスタル、スルリ、Victoryaがそれぞれ可愛らしく舞台度胸も良くがんばっています。
SMPコーナーは前半は良かったのですが、後半の構成が悪かったです。
f(x)の「Mr.Boogie」、SHINeeの「Up and down」、少女時代の「Oh!」の繋ぎが良くなくて、盛り上がりに欠けました。特に「Up and down」と「Oh!」は曲調もテンポが全然違う曲なのに、唐突に「Oh!」が始まるので流れが中断されてガックリきました。
BoAが数曲続けて歌います。ダンスも歌も上手くて完璧なパフォーマンスです。
でもBoAが歌っている間、阿姐の席の周りの人たちは別のものに気を奪われていました。
アリーナの最後方、ポールの真下に黒幕に覆われた2つの箱が運ばれてきたのです。
ユノとチャンミンの登場を察知したファンは、一斉に赤いペンライトを点灯し、東方神起きコールを始めます。
会場が割れるような東方神起コール、鄭允浩(ジェン・ユンハオ)コール、沈昌(シェン・チャンミン)コール・・・コールというより絶叫です。
ユノとチャンミンが上空に吊り上げられ、ワイヤーを伝ってアリーナ席の上を横断し、ステージに向かいます。すごい演出です。サッカーコートの端から端まで空中移動するのです。
このとき、会場の全ての観客がドラムのリズムに合わせて一糸乱れずペンライトを振りかざします。
赤も青もピンクも緑もその他の色も・・・「東方神起!東方神起!」と叫びながら一心不乱にペンライトを振って2人の登場を迎えます。宗教みたいでした。会場の大部分を占めるのは赤いライト、この瞬間、「SMTOWNライブ」というのは、SM教という宗教の全体集会なんだと思いました。儀式は佳境を迎え、ぞっとするような高揚感に会場全体が包まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/0f/82cdafc54bbc3886565ad887eeec8a17.jpg)
ユノとチャンミンが「東方神起のユノとチャンミンです」と挨拶し、The Way you are、Miroticなどのメドレーを歌います。ユノは黒、チャンミンは白の衣装に身を包み、すごい気迫でした。特にチャンミン、チャンミンはもうグループのマンネ(末っ子)ではありません。SJのDon' Donにチャンミンが登場しますが、破壊的に美しかったです・・・。
ユノとチャンミンが登場したのは本当に僅かな時間で、挨拶をした後ステージを去っていきます。
ユノとチャンミンがステージに戻ってくることを期待する間もなく、あっけなく「Lucifer」のイントロに切り替わります。
SHINeeはこの日歌った曲の中で、Luciferが圧倒的に良かったです。直近の活動曲だからでしょうか、他の曲と完成度が全然違いました。
少女時代の「GEE」、SUJUの「U」(ロックバージョン)、BoAの「Hurricane Venus」と続くのですが、ユノ+チャンミンの登場があまりにも衝撃的で会場全体が後遺症を引きずっているような気がしました。
最後は出演メンバーが全員登場してH.O.Tの「HOPE」でカーテンコール。
感動しました。「HOPE」をやるとは思わなかったです。出演者全員でステージに立ったのはこの1曲だけですが、男子は男子、女子は女子同士で仲良くしていて、うかつに男女でからんだりしません。ガードが固いです。ボトルに入った水を掛け合ったりしていましたが、SUJUにしては大人しくちょっと物足りなかったです。
でも「HOPE」で終わったのは2010年のSMTOWNに相応しい演出だったと思います。
SMエンターテイメントにとって「HOPE」という曲は精神的な支柱の一つなのだろうか。そんなことを考えながら聴いていました。席が遠かったのでモニターに映った部分しか見れていないのですが、ミノとチャンミンの抱擁、先輩に囲まれて安心して笑っているオニュ、そして久しぶりに見たユノの堂々とした笑顔が印象的でした。
出演者:カンタ、BoA、東方神起(ユノ、チャンミン)、SuperJunior、少女時代、SHINee、f(x)、チャンイーリン。開演:18:45 終演:22:50
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/07/01f5c80c37ed2ed72103574c0089d447.jpg)
この日は朝から大雨で、午後はまるで台風のような強い風を伴う雨に見舞われました。降ったと思ったらやみ、やんだと思ったらまた降るという状態がずっと続いていましたが、18時くらいには雨はほぼやんで、アリーナの人も雨具をかぶる必要はなかったのではと思います。
公演前はファンからのメッセージがモニターに表示されます。東方神起ファンからのメッセージが圧倒的に多かったです。
【To:Ukow、MAX:東方神起。再び天下君臨する日を待ってます。東方神起を信じてる。】【To:東方神起:東方神起、ミドヨ。※米豆油はミドヨの当て字。】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/cc/d0b39ecc5ae4bf68a218394eba7a0ea8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/95/78a0d6b4a32851fb72ff87c304c99c11.jpg)
メンバーからのメッセージも表示され、大歓声が上がります。
【ユノのメッセージ】
ほんとうに久しぶりにステージで皆に会えて嬉しいです。準備はOK?皆も東方神起のすごいパフォーマンスを楽しみににしてるよね!!
【チャンミンのメッセージ】
みんな待ちくたびれたよね?ごめんね~~~もうすぐ皆のすぐそばに行くから!
阿姐の席はスタンド2階の380元の席、12ブロックです。
【写真:開演前の開場。スタンド2階 12ブロックから】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/5b/df3517c7c4261c493c92c0c744f015cb.jpg)
このブロックはいわゆる「仙后区」でした。「仙后」というのは中国語でカシオペアを意味します。つまり東方神起ファンが集まるブロックだったのです。何かあるたびに「ドンファンシェンチー」(←東方神起の中国語読み)コールが鳴り響きました。
自分がいる側の向かいのスタンド1階、一番舞台寄りがSHINeeファンのブロック、その隣が少女時代、SUJUを挟んでまた少女時代という並び順でした。
【写真:スタンド席】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/91/ea79b78ce5b9be517820e105ca78785d.jpg)
遠目に見ると、一番統率が取れていて、真面目にライブ観賞していたのは少女時代のファンでした。
お揃いのピンクの長い蛍光棒を使い、カンタ、BoA、f(x)などが歌っているときも、少女時代のファンはほとんどずっとピンクのペンライトを真面目に振っていました。逆に少女時代が出てきたときは、2008年SMTOWNのときのようにアンチコールこそ起きなかったけれど、少女時代のファン以外はペンライトを消してしまう人が多かったです。SHINeeファンのブロックですらほとんどペンライトが消えていました。
SMTOWN上海のオープニングはf(x)です。
Amberがいなくて4人のf(x)。f(x)のステージを見るのは初めてです。
f(x)は立場的に「少女時代とSHINeeの妹」なのですが、まさにこの言葉の通り、両グループの特徴を合わせ持ってるなと思いました。4人のキャラ分けもはっきりしていて、パフォーマンスも堂々としていて洗練されてます。RAP部分でAmberの代わりにミノが参加すると大歓声。MCタイムでは中国人メンバーの宋茜(ソンチェン)=Victoryaが中国語で話しましたが、すごくかわいいしゃべりか方でした。韓国語を話すようなトーンで中国語を話します。Victoryaがスクリーンに映ると会場も盛り上がるのですが、ファンとしてキャー!!と叫んでいるというより、応援のエールを送っているというかんじでした。
チャンリーインが2曲歌い、その後カンタが出てきます。少し中国語も話し、客席からは「安七」(アン・チーシュエン)コールが起きます。「安七」はカンタの本名で、中国では「安七」としてCDを出したり活動をしています。カンタとスルリのコラボでSHINeeのオニュがラーメン配達の役で登場しますが、退場するときに「おじゃましました~」というかのようにカンタに会釈しながら去っていくところがほほえましかったです。
なお、スルリは中国では「雪莉」(シュエリー)と呼ばれています。
ここでカンタの「デビュー十五周年祝い」をします。
SJ-Mのチョウミが中国語でMCを取り、「ハッピバースデートゥーユー♪」というとこを「十五周年トゥーユー~♪」と置き換えて会場全体が中国語で歌いました。このときケーキを持ってステージに上がったのは、イトゥク、チョウミ、シウォン、少女時代のティファニー、ユリ、ユナもいたかな?あと数名、f(x)の誰かでした。どういう人選なんだろう・・・?
続いてSHINeeの登場です。
阿姐の席は東方神起ファンのエリアだったのですが、序盤は赤いペンライトを消してる人が多かったです。ライトが落ちるたびに「東方神起コール」をしたりして、ちょっと落ち着かない雰囲気でした。ところがSHINeeが出てくるやいなや、緑のペンラインに持ち替えてライトに点灯する人が少なからずいました。SHINeeのファンサイトが無料で緑の蛍光棒を配布していたせいもあります。阿姐ももらいましたが、この蛍光棒が非常に良くできていて、SHINeeのイメージカラーであるパールアクアグリーンをかなり忠実に再現しています。感動しました。
【写真:百度貼吧 SHINee吧が無料配布した蛍光棒。】前列右側に小さく映っているのは市販の緑の蛍光棒。市販のものとは色が違います。SHINeeのイメージカラーに合わせて特注したのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8e/f51b8b32a3e00cb150c5a01c6c5b5006.jpg)
SHINeeのステージは韓国版「花より男子」の主題歌「Stand by Me」から始まり、Juliete、Replay(ヌナノムイェッポ)、Get Downを4曲連続で歌いました。f(x)と同様マイクの調子が悪そうです。全体を通じてPAがひどく、アリーナ中央のスピーカーが半拍遅れて反響していてるありさまです。
「Juliet」ではフォーメーションがちょっと崩れているのが気になりました。花道のT字部分で歌ったので、スペースが狭くてやりにくいのかな?と思ったけれど、SuperJuniorや少女時代も大所帯ながら花道中心の狭いところで踊ってましたが、フォーメーションは揃ってました。SHINeeメンバーの一人一人の振り付けはちゃんとしてるのに、間隔の取り方のせいでしょうか、どこかしっくりこなかったです。
5人の中でライブで見て面白かったのはミノとKeyでした。ミノは表情や目線に覇気があり積極的になったかんじがします。keyは5人の中で一番楽しんでいるかんじがしました。Keyが一番お客さんを見てると思います。要するに観客アピールが多いということなのですが、スクリーンのカメラもやたらKeyを映してました。テミンはとにかくキレイで美しく成長しているのに恐れ入ります・・・。
ここからコラボコーナーで、ジェシカとクリスタルの姉妹コラボ、SJ-Mのチョウミとf(x)のルナの「另一個天堂」(もう一つの天国)などです。「另一個天堂」の原曲は王力宏(ワン・リーホン)と張靚頴(ジャン・リャンイン)のデュエットですが、簡単そうに聞こえるけれど難しい曲だと思います。チョウミもルナも上手に歌いこなしていました。
ヒチョルのソロ「Soul」。オープニングにHenryがバイオリンで登場し、花道からダンサー・テミンがせりあがってきます。楽器はHenry1人なのでほとんどヒチョル・オンステージ。途中がヒチョルが2人に絡みに行くのですが、Henryは楽器演奏に集中しているるせいもあり、ヒチョルのちょっかいに動じません。花道ですれ違うとき、ヒチョルがテミンにキスしようとすると、テミンはそれを察知して「ちょっとそれは・・・」というかんじで後ずさるのが面白かったです。さすがヒチョルです。オープニングからここまでの間で一番盛り上がりました。
ダンスコラボのA-YOの後、なんとSJ-Mが登場し、「到了明天」(Blue Tomorrow)と「Me」を歌います。
やはりハンギョンのいないSJ-Mは見るのが辛いです。
ドンヘが花道の端に来たとき、青い蛍光棒を持っている客席のファンに向かって、蛍光棒を渡すようにてを差し出します。蛍光棒を受取りステージで蛍光棒を振った後、客さんに返して、また別の蛍光棒を受取ったのです。SUJUは全員ファンサービスが多いですが、中国ではドンヘが特に多いです。はっと気がつくと「海」と書かれた白色の電光ボードを持っている集団が花道の脇に密集していました。(※ドンヘの漢字名が“東海”なので「海」はドンヘのことを表わす)
次は少女時代です。ユナがあまりにも細くてびっくりしました。全員細いけれどユナがひときわ痩せています。SMTOWN上海でのアイラインを強調するメークはあんまり似合わないのでは・・・もっとさっぱりしたメークの方が可愛いさが引き出されると思います。やはりPAが悪く、少女時代もマイク不調に悩まされていましたが、ポイントごとにテヨンがしっかり歌っていました。
SuperJuniorはハンギョンが抜けた分、フォーメーション上ウニョクとドンヘの2トップが強調されるようになったと思います。ウニョクが更に目立つようになりました。
「ミイナ」を初めて見ましたが上手いです。様式美というかまとまりがあります。
これは場数・経験の蓄積によるものなのでしょうか?揃うところがきっちり揃っていて、タイミングがいいのです。
SUJUは細かいファンサービスが多いです。客席と花道の間にはかなりの距離があるのですが、ソンミンが花道の端に立たったとき、観客が手にしているタオルに手を差し出しました。あんなに距離が離れてたらタオルは届かないんじゃないか・・と心配して見ていたら、ファンが上手にタオルを投げ入れてソンミンがキャッチできたのです。そのタオルを広げて見せた後、汗を拭いて、また投げ返しました。
ウネ(ウニョク×ドンヘ)や83ライン(ヒチョル×イトゥク)のカラミもあり、
SuperJuniorはどうしてこんなにファンが求めていることが分かるんだろう・・!?
と尊敬せずにいられません。
BoAのコーナーが終わるとスクリーン上に「SMP」の文字が浮かび上がります。
「This is SMP」。お待ちかねのSMPタイムです!!
東方神起ファンがコールを始めますが、トップはSorrySorry。会場が一体となり盛り上がりました。少女時代のGenie。足がすごい。足が、足が、すごい・・圧巻!!芸術です。Ring Ding Dong、NU ABOと続きますが、f(x)のNU ABOがすごく盛り上がりました。
f(x)はLunaが歌もダンスも上手いので、ライブステージはLunaが実力でひっぱり、クリスタル、スルリ、Victoryaがそれぞれ可愛らしく舞台度胸も良くがんばっています。
SMPコーナーは前半は良かったのですが、後半の構成が悪かったです。
f(x)の「Mr.Boogie」、SHINeeの「Up and down」、少女時代の「Oh!」の繋ぎが良くなくて、盛り上がりに欠けました。特に「Up and down」と「Oh!」は曲調もテンポが全然違う曲なのに、唐突に「Oh!」が始まるので流れが中断されてガックリきました。
BoAが数曲続けて歌います。ダンスも歌も上手くて完璧なパフォーマンスです。
でもBoAが歌っている間、阿姐の席の周りの人たちは別のものに気を奪われていました。
アリーナの最後方、ポールの真下に黒幕に覆われた2つの箱が運ばれてきたのです。
ユノとチャンミンの登場を察知したファンは、一斉に赤いペンライトを点灯し、東方神起きコールを始めます。
会場が割れるような東方神起コール、鄭允浩(ジェン・ユンハオ)コール、沈昌(シェン・チャンミン)コール・・・コールというより絶叫です。
ユノとチャンミンが上空に吊り上げられ、ワイヤーを伝ってアリーナ席の上を横断し、ステージに向かいます。すごい演出です。サッカーコートの端から端まで空中移動するのです。
このとき、会場の全ての観客がドラムのリズムに合わせて一糸乱れずペンライトを振りかざします。
赤も青もピンクも緑もその他の色も・・・「東方神起!東方神起!」と叫びながら一心不乱にペンライトを振って2人の登場を迎えます。宗教みたいでした。会場の大部分を占めるのは赤いライト、この瞬間、「SMTOWNライブ」というのは、SM教という宗教の全体集会なんだと思いました。儀式は佳境を迎え、ぞっとするような高揚感に会場全体が包まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/0f/82cdafc54bbc3886565ad887eeec8a17.jpg)
ユノとチャンミンが「東方神起のユノとチャンミンです」と挨拶し、The Way you are、Miroticなどのメドレーを歌います。ユノは黒、チャンミンは白の衣装に身を包み、すごい気迫でした。特にチャンミン、チャンミンはもうグループのマンネ(末っ子)ではありません。SJのDon' Donにチャンミンが登場しますが、破壊的に美しかったです・・・。
ユノとチャンミンが登場したのは本当に僅かな時間で、挨拶をした後ステージを去っていきます。
ユノとチャンミンがステージに戻ってくることを期待する間もなく、あっけなく「Lucifer」のイントロに切り替わります。
SHINeeはこの日歌った曲の中で、Luciferが圧倒的に良かったです。直近の活動曲だからでしょうか、他の曲と完成度が全然違いました。
少女時代の「GEE」、SUJUの「U」(ロックバージョン)、BoAの「Hurricane Venus」と続くのですが、ユノ+チャンミンの登場があまりにも衝撃的で会場全体が後遺症を引きずっているような気がしました。
最後は出演メンバーが全員登場してH.O.Tの「HOPE」でカーテンコール。
感動しました。「HOPE」をやるとは思わなかったです。出演者全員でステージに立ったのはこの1曲だけですが、男子は男子、女子は女子同士で仲良くしていて、うかつに男女でからんだりしません。ガードが固いです。ボトルに入った水を掛け合ったりしていましたが、SUJUにしては大人しくちょっと物足りなかったです。
でも「HOPE」で終わったのは2010年のSMTOWNに相応しい演出だったと思います。
SMエンターテイメントにとって「HOPE」という曲は精神的な支柱の一つなのだろうか。そんなことを考えながら聴いていました。席が遠かったのでモニターに映った部分しか見れていないのですが、ミノとチャンミンの抱擁、先輩に囲まれて安心して笑っているオニュ、そして久しぶりに見たユノの堂々とした笑顔が印象的でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/dc/fa8f1eb6d012e1eef29f64cc2cddc6a8.jpg)