上海阿姐のgooブログ

FC2ブログ「全民娯楽時代の到来~上海からアジア娯楽日記」の続きのブログです。

楽しい!チャイナ・スーパーマーケットでお買い物!!

2011年02月22日 | 普通の日記
スーパーマーケットのことを中国語で「超市」といいます。
上海には大型スーパーがたくさんあります。欧米資本の“ハイパーマーケット”式の大型店も増えており、熾烈な出店競争が繰り広げられています。

~~ 上海の代表的なスーパー ~~

農工商超市(NGS):上海ローカルの代表的なスーパー。店舗面積は比較的小さい。
聯華超市  :上海ローカルの代表的なスーパー。農工商と並んで店舗が多い。

カルフール(家楽福):フランス資本。外資スーパーの代表格。上海在住の外国人に最もよく利用されている。
Tesco(楽購)    :イギリス資本。庶民的。
大潤発(RT-MART)  :台湾資本。サービス、品揃え、衛生管理、値段など総合的に評判の良いスーパーなのでは。
ウォルマート(沃爾瑪):アメリカ資本。郊外に大型店舗がある。
好又多(TRUST-MART):もともと台湾資本だが、ウォルマートに買収された。品揃えはかなりローカル。
欧尚(Auchan)  :フランス資本。郊外に超大型店舗を出店している。安い。
LOTUS(卜蜂蓮花) :タイ資本のスーパー。高級品も扱う。正大広場の地下にある。正大広場自体がタイ系企業。

1店舗のみ出店のスーパーも含めれば、もっとたくさんあります。世界各国からスーパーチェーンが進出しています。しかもこれは上海の話であって、その他の都市では競争の構図が全く異なります。Tescoや欧尚はローカル化しているので、わざわざ調べない限りヨーロッパ系だとは気が付かないかもしれません。
イトーヨーカドー(伊藤洋華堂)は北京、成都に出店していますが、上海には店舗がまだありません。
外資系も多く出店していますが、売っているものは基本的に中国ローカル製品です。
中国は人気タレントが製品のイメージキャラクターに起用され、よくパッケージにタレントの顔写真が使わます。
この人がこんな商品の宣伝やってるんだ・・・とたまにびっくりします。

黄暁明(ホアン・シャオミン)。ドラマ「新上海グランド」「神彫侠侶」などで人気の、中国を代表する美男俳優。香港・台湾でも黄暁明の広告をよく見かける。
ドラ焼きのイメージキャラクターもやっています。小豆味です。



王力宏(ワン・リーホン)、アンジェラ・チャン:ポテトチップス(Lay's)。青がHOT&SOUR風味。赤がマーラー鍋風味。なんかすごく辛そう。リーホンはカッコイイけど、腕組しながらお玉を持ってるのはヘン?
  

やっぱり広告の数が一番多いのはこの人!アジアのスーパースター・周杰倫(ジェイ・チョウ)!!
黒ゼリー入りミルクティー飲料(珍珠奶茶)「優楽美(优乐美)」(ヨウルーメイ)
毎日のようにテレビCMが流れている。CMは映画「言えない秘密」のようなシチュエーションで、学生チックな格好のJayと女の子が出てきて、Jayが「你是我的優楽美」(キミはボクの優楽美)と最後につぶやく。印象に残るCM。
ミルクティーの粉末と乾燥ゼリーのパックがコップの中に入っている。お湯を入れて約3分でできあがり。ミラクルな飲み物。意外と美味しいと思った。味も色々ある。

  

大分古い写真だけどJayの定番アングル。果汁飲料「CICI」/ クラッカー「薯脆」。

  

羅志祥(ショウ・ルオ):康師傅のカップラーメン。香辣牛肉面。かなり辛そう。この味の製品だけショウ・ルオがプリントされている。
  

湖南テレビの人気司会者・汪涵(ワン・ハン):貴州豆鼓味のカップラーメン。辛そう。

  

湖南テレビ勢強し!!同じく湖南テレビの看板コンビ・何(何老師)と謝娜(NANA)。バラエティ「快楽大本営」の人気司会者。謝娜がイメージキャラクターになっている食品は他にもたくさんありました。製品はピスタチオです。



湖南テレビについて:阿姐ブログの過去ログをどうぞ
汪涵(ワン・ハン):http://allasia.blog74.fc2.com/blog-entry-268.html
何(何老師)と謝娜(NANA):http://allasia.blog74.fc2.com/blog-entry-267.html
湖南テレビ:http://allasia.blog74.fc2.com/blog-entry-277.html (ちょっと古い)

スーパーで売ってるものではありませんが・・・・

韓国・日本音楽雑誌「Cool軽音楽」(2010年12月号)


ポスターの付録付き!!
付録の2PMポスター。コカ・コーラ冬版の写真だと思います。2PMが好きな方、阿姐とお友達になってください!



別の号の付録のJYJポスター。なぜか漫画版。この雑誌のオリジナルポスターなのか、それとも・・??



ここに写真がアップされているお菓子または雑誌が欲しい!!という方がいらっしゃいましたら、阿姐に連絡ください!(締切り:2月25日)
阿姐のメール:shanghai.ajie@gmail.com
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2PMなどK-POPカバー 日本語版&中国語版 ~Youtubeと5sing.com~

2011年02月10日 | エンタメの日記
阿姐はいま日本にいます。話には聞いていましたが日本はすごいK-POPブームですね・・・。KIOSKに一歩入れば雑誌の表紙にK-POPグループの名前がいくつも見られます。
最近中国にはK-POPグループはほとんど来ません。一時期より格段に減りました。
3月5日(土)にSuperJuniorが上海万博センター(通称)でコンサート(SuperShowⅢ中国最終公演)をやるくらいでしょうか。仕方がないのでファンはネットで動画や写真を見たり、FanFiction小説を書いたり読んだりするくらいしかやることがないです。

ある日ファンサイトを徘徊していたら、「Without U (2PM)中国語版」という情報を見つけました。

2PMが中国語版なんか出してたっけ??

と思って見てみたら、なんと、中国の男性K-POPファンが作ったカバー曲でした。これが素晴らしい出来栄えなのです。

5sing.com(中国原創音楽基地)という中国のサイトがあります。これはユーザーが制作したカバーやオリジナルの音楽を公開・共有する場で、このサイトに「王元_口力口(玩咖)」さんという方が「Without U (2PM)中国語版」をアップしています。他にもSuperJunior、2PM、2AM、2NE1、U-KISS、SHINeeなどの曲をカバーしているのですが、すごく上手くて各グループのファンからも絶賛されています。

~~阿姐が勝手に選ぶ 王元_口力口(玩咖)さんの名作3曲~~ 5sing.com(中国原創音楽基地)より

「Without U」 2PM
5sing:http://fc.5sing.com/2131198.html (土豆網より5singの方が音質がいいです)
土豆網:http://www.tudou.com/programs/view/Lus_GqQbyD0/

王元_口力口さんのカバー作品の特徴は、原曲の世界観を損なわない範囲で、歌詞を変えているところです。その変え方がものすごく上手いのです。中国語独特の韻を踏んでいたり、きれいな言葉、C-POP(中国語)に馴染む表現に置き換えられています。全体的に原曲よりも大人っぽくて内省的な歌詞になっており、非常に完成度が高いです。リスナーコメントの中でも「歌詞が素晴らしい」というコメントが多いです。

「友達の告白」 2AM
5sing:http://fc.5sing.com/2047951.html

このカバーの歌詞・・・ちょっとジェイ・チョウっぽい雰囲気があるかも・・・・。

「間違ってた」 2AM(잘못했어/チャルモテッソ/我錯了)
5sing:http://fc.5sing.com/2296143.html
土豆網:http://www.tudou.com/programs/view/w6aMx6IY0Pc/

これはもう原曲よりもいい歌詞かも・・・。こんなにいい曲だったのか、、と思ってしまいました
このカバー作品の素晴らしいところは、韓国語の響きに合う中国語歌詞をあてていて、特にサビに入るところ(原曲ではチャンミンのパート)とサビのパート(原曲ではジヌン)のところが本当に上手くできているのです。音的には原曲に近い発音の言葉を選んで使っていますが、意味としては原曲を変えています。そのちょっと変えた歌詞の内容がまた素晴らしいのです。アレンジは原曲をそのまま再現しているようなところがあり、サウンドよりも歌詞と歌に重点が置かれています。
歌も上手くて声がきれいで、デジタル処理にK-POPらしさを取り入れていて聴きやすいです。原曲の歌詞をよく噛み砕いて、韓国語の響きと中国語の響きをうまくマッチングさせながら独自の意味を加えていますが、原曲が持つイメージを傷付けていません。本当にK-POPが好きなんだろうなと思います。

もしかして日本語のカバーもあるのでは?と思い探してみたところ、日本語でK-POPグループのカバー作品を発表されている方を見つけました。

EZ(ERI&ZOOO)さんという2人グループで、Youtubeに多数アップされています。

~~阿姐のお気に入り ERI&ZOOさんの作品~  Youtubeより

Without U (2PM)http://www.youtube.com/watch?v=ClwK7KxbkVs&feature=related (Youtube)
SHOCK(BEAST)http://www.youtube.com/watch?v=94-xcCG0Yy4(Youtube)
EZERIZOOさんのYoutubeチャンネル:http://www.youtube.com/user/EZERIZOO
K-POP以外にHSM(High School Musical)などたくさんのカバー作品をアップされています。

EZ(ERI&ZOO)さんの作品の歌詞はアレンジされていますが、基本的には原曲の意味を反映していると思います。2PMやB2STが日本デビューしたとき、このまま歌ってくれればいいのに・・・!と思ってしまいます。英語にしている部分も多いので、本当にこのまま歌えそうです。
EZさんの作品を聴く限り、2PMが日本語曲をリリースするなら「I'll be back」よりも「Without U」の方が向いているなと思いました。やはり「I'll be back」のウヨンのパート「ノン ナン ウリ!」は日本語化不可能か・・・・。デビューなのに「Without U」はタイトルからしてちょっとどうかと思いますが、それをいうなら「I'll be back」もおかしいので、「Without U」でもいいと思います。
EZさんはいろいろなK-POPのカバーを作っていますが、阿姐はBEASTのカバーが好きです。B2STの明るくて活力に満ちていて、シャープだけど親しみやすい彼らの個性と歌詞がぴったりです。もしこんなふうに歌ってくれるなら、B2STの日本デビューも楽しみになります。

中国の王元_口力口さんの場合、2PMや2AMがどんなに中国語を練習しても(そんなに練習する時間もないと思うし)、あの歌詞を歌いこなして、歌詞の良さを表現することはどう考えても無理があります。なので、本人が歌っているところを想像するというより、独立したカバー作品として観賞しています。
王元_口力口さんもEZさんも原曲の楽曲と歌詞、歌の特徴やグループのイメージをすごく研究しているのではと思います。ファンアートとしても素晴らしいです。

写真:新年快楽!兎年大吉! (本文と関係ないです・・)
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中国動画サイトの発展~新作映画「譲子弾飛」メジャー動画サイトが有料配信を試行~

2011年02月02日 | エンタメの日記
中国からはYoutubeがつながりません。(2011年2月現在)
アクセス規制がかかっておりブロックされています。
ただし、ブロックされる前もYoutubeのユーザーは中国大陸にはそれほど多くなかったです。最大の理由は、Youtubeサーバーへのアクセスは海外アクセスになるため、レスポンスが悪く動画が頻繁に止まってしまい、あまりスムーズに視聴できなかったからです。また、2007年10月に「Youtube香港」「Youtube台湾」がリリースされましたが、もともと大陸向けにはサービス展開されていませんでした。

では、中国では動画が普及していないのかというと全くそういうことはなく、むしろ「動画大国」といえます。
2005年Youtubeがスタートしたのとほぼ同じ時期に、中国動画サイトの草分けと言われる「我楽網」(56.com)をはじめ、土豆網、偶偶網、youku、酷6など、動画サイトが次々と現われました。また、これらの動画サイトとは別に、P2P(Peer to Peer)技術を用いたインターネットテレビも普及し、PPLive、PPTV、PPStreamなどは現在も進化を続けています。

中国人は全般的に、パソコンの小さな画面で映画やドラマを見るということにあまり抵抗がありません。画質の悪さに対しても寛容です。「テレビよりもパソコンの方が便利」だと思っている人が多いし、物理的に「パソコンとインターネットはあるけれど、テレビはない」という生活環境にある人が意外と多いためです。
例えば、中国の大学生は原則として全員寮に入りますが、寮の部屋にはテレビはほとんどないです。(※外国人留学生の宿舎にはテレビがあります)大学生の寮は主に4人部屋(多い場合は6人部屋)で、15平米くらいの部屋に2段ベッドが2セット、学習机が4つあるような構造で、部屋には基本的にテレビはないです。ですが、パソコンは各自所有しており、部屋からインターネット接続できるケースが多いです。なので、自分が見たい映画やドラマはパソコンで見る方が便利なのです。
また、社会人でも特に若い世代はルームシェアをして部屋を借りている人が多いです。ルームシェアの場合も、1部屋に1台テレビを置くよりも、パソコンの方が便利です。

以下に、中国動画サイトの特徴をいくつか挙げてみます。

1.広告営業がさかん

中国の動画サイトとして海外でも最も有名なのは土豆網(tudou.com)だと思います。土豆網が頭角を現した要因の一つは、広告獲得に積極的だったことです。
サイト運営会社が企業広告を受け、サイト運営側は広告収入でサイト運営し、映画やドラマの権利者にも広告収入の中から配信報酬を支払うようにするというモデルで、「テレビで放送されている映画やドラマは視聴者はタダで見れるのだから、動画サイトも同じような仕組みを作ればいい。」という発想に基づいています。実際に土豆網は、HP、トヨタ、キャノン、サムスン、フォルクスワーゲンといった多国籍企業の広告をどんどん取ってきたのです。
そして、サイトのレイアウトも広告に合わせたデザインを取り入れました。
特に土豆網の2007年10月のバージョンアップ版は、画面の上で扉が開くような形で広告が表示されるというものでした。これはユーザーには評判が悪く、現在はこのデザインは採用されていませんが、「広告を中心に据えた画面デザインを考案する」という点では非常に画期的なものでした。
なお、動画本編の前後にコマーシャルが入りますが、コマーシャルは早送りできないように技術的にコントロールされています。

2.テレビ番組やコンサートイベントと動画サイトの提携

テレビ番組や映画、コンサートイベントなどと動画サイトが提携することも、中国では非常によく見られることです。どのような提携が可能かというと、たとえばテレビのオーディション番組です。番組自体はテレビで放送しますが、番組予告、番組の舞台裏、参加選手からのメッセージなどを動画サイトで配信します。動画サイトならば、繰り返し見てもらうことができるし、第1回目、第2回目を見逃した人も動画サイトで簡単にフォローできるので、番組宣伝の効果があります。また、ファンが作成した動画なども取り入れ、番組制作側と視聴者の相互的な情報発信ができます。
2007年の上海東方衛視オーディション番組「加油!好男児」と土豆網の提携が、上記ケースの一例といえると思います。
土豆網はテレビ番組、映画・ドラマなどの提携に積極的で、これも土豆網の知名度を高めた要因の一つです。

3.新作映画・ドラマの配信

新作映画やドラマを動画サイトで配信する動きも広がっています。
動画サイトにアップされている映画やドラマは必ずしも違法・海賊版ではなく、製作者側の許可を得た配信も、徐々にルール化されてきています。
中国は映画・ドラマのDVDが激減しています。
今となっては、上海で映画のDVDを購入するのは外国人だけなのではと思います。日本人も含めて外国人はDVDを買って作品を鑑賞するという習慣をまだ持っているし、DVDをお土産に買う人もいます。しかし中国人はもともとパソコンで映画やドラマを見ることに抵抗があまりないし、最近の液晶テレビ画面はパソコンと接続できるので、DVDメディアが本格的に不要になってきています。
新作DVDの流通自体が激減しているので、「レンタルDVD」というビジネスも成立しなくなっています。(田舎にはまだあると思います)

人気の新作映画「譲子弾飛」のヒットを機に、動画サイトでの有料配信が試行されました。(2011年2月2日時点の話です。一定期間が過ぎたら無料になると思われます。)
 ※映画「譲子弾飛」については一つ前の記事をご参照ください過去ログ
料金は5元(約70円)。ハイビジョン版を配信。支払いから48時間以内、北京語(普通話)版と四川方言版いずれも何回でも視聴できるというシステムです。これは海賊版対策でもあり、新しい試みです。

土豆網:http://zone.tudou.com/rangzidanfei/





※中国大陸ユーザーしか「譲子弾飛」の有料視聴は利用できません。

youku:http://store.youku.com/rzdf



PPTV:http://zt.pptv.com/movie/rzdf/



4.動画サイトの上場

2010年は中国動画サイトの上場ブームの年でもあります。
まず、优酷(優酷/YOUKU:youku.com)が2010年12月8日にニューヨーク証券所に上場し、海外市場で上場に成功した初の中国動画サイト運営企業となりました。
youkuは中国動画サイトとしては若干後発組です。しかし土豆網よりもレスポンスが速く画質が良いと思います。上記には土豆網のことばかり書いてしまいましたが、自分自身は普段、土豆網よりもyoukuをよく使っています。中国でのシェアはyoukuと土豆が互角だと思います。

土豆網:tudou.com
2010年11月、アメリカNASDAQに上場を申請。
創始者でCEOの王微氏は有名人でよくメディアにも登場します。「土豆」はジャガイモという意味です。ジャガイモの蔓のようにいろいろな動画が連鎖するからなのかな?と思っていましたが、土豆(ジャガイモ)自体に意味はないようで、CEOインタビューで「覚えやすくて親しみやすい名前なら何でもよかった。土豆(ジャガイモ)じゃなくても、例えば豆腐でもよかった。」と語られていました。

上記2社以外も上場に向けて動いているサイトがあります。

アメリカで上場するくらいですので、著作権問題などにもそれなりの対応を進めていると報道されています。
特に2009年から2010年にかけて、中国政府が本格的に動画サイトへの監視と規制に乗り出し、大量のサイトが淘汰・閉鎖されました。政府の行政命令を受けたり、違法配信の裁判を起こされたり、プライバシー面で大きな社会問題に発展したりと、生き残っているサイトは数々のトラブルとプレッシャーを乗り越えて現在に至ります。
今でも多くの問題が内在していますが、以前に比べると良くなったといえます。

このように、中国の動画サイトが社会的に認知されるニューメディアとして成長できたのは、Youtubeが中国市場から締め出されていたことも影響していると思います。もしYoutubeがストレスなく自由に利用できていたら、土豆網やyoukuはここまで独占的な地位を占めることはできなかったかもしれません。

ただし、動画サイトという情報発信の場は発達したけど、一般ユーザーからオリジナリティのある優れたコンテンツがどんどん投稿されるかというと、必ずしもそうでもないというのが業界のジレンマと言われています。
最近、ニコニコ動画も中国からアクセスができなくなってしまいましたが、ニコニコ動画にアップされている初音ミク(ボーカロイド)による動画、特に「上海アリス幻樂団」「東方Project」の作品は中国にもマニアなファンが存在し、このような環境があることを羨ましく思っている人もいるようです。

かつてホリエモンが「テレビとインターネットの融合」ということを言っていました。あの時は具体的にどういうことなのかよく理解できなかったけれど、「テレビとインターネットの融合」というキーワードだけは強く印象に残っています。
中国のネットを見ていると、ホリエモンが描いていたもののいくつかは、中国で実現されているのではと思うときがあります。
コメント (4)
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