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SHINee南京にて中国初の単独コンサート(2011年8月20日予定)~南京の情報を少し~

2011年07月20日 | エンタメの日記
こんにちは!上海阿姐です。いよいよブログの更新がまばらになって、もうブログやめたと思われても無理もないほどですが、まだブログをやってるつもりです・・・。
こんなに更新をサボってるのに、、8月20日に南京で行われるSHINeeコンサートについて、いくつかメールでご質問を頂いており、SHINee人気のすごさを感じます・・・!日本から見に来られる方もかなりいらっしゃるのではと思うので、南京情報を少し書きたいと思います。

8月20日(土)南京の奥体中心体育館でSHINee初の中国コンサートが行われます。
「奥体中心体育館」の正式名称は「南京奥林匹克体育中心」(南京オリンピックスポーツセンター)です。“オリンピックスポーツセンター”といいますが、北京オリンピックとは直接関係がなく、2005年に南京で開催された「第10回全国運動会(略称:全運会)」に合わせて建設された競技施設です。「全国運動会」(全運会)は、日本でいうところの国体(国民体育大会)に該当します。
2005年前後に南京駅ターミナル施設が改装されたり、地下鉄が開通したり、都市インフラの整備が急速に進みました。

南京といえば、日本人にとっては南京大虐殺がすぐに思い浮かびます。
もちろん南京大虐殺も南京にとっては重要な一部分なのですが、南京にはそれしかないというわけでは決してなく、明の首都が置かれた町であり、太平天国の乱もあり、中華民国期には国民政府があった場所で、今も古い城壁が残る歴史のある町です。観光スポットも豊富です。現在では江蘇省の省都で、大学が多いのも南京の特徴の一つです。

中国初のSHINee単独コンサートが8月20日の南京公演です。
普通、海外のタレントが初めて中国でコンサートをやる場合、上海の会場が選ばれることが多いのですが、SHINeeは南京でした。しかしSHINeeの場合、これはそれほど意外なことではありません。SMエンターテイメントと提携関係にある中国側のプロモーターの本拠地が南京だからです。かつて東方神起やSuperJuniorのアジアツアーでも必ず南京が入っていたのはそのためです。南京の会場はキャパシティ的にもソウルに一番近い形で公演ができて、評判の良い会場です。SM中国コンサートの聖地的存在でしょうか。

SHINee南京コンサートではスタンディングがありますが、整理番号はないので入場は早いもの順になります。(チケットには番号が記載されていますが、業務用の番号であり、入場整理番号ではないそうです。)
主催者のツイッターで発信された情報によると、「スタンディングの観客は午後4時から並び初め、5時半から入場を開始し、7時半から公演スタート。」となっています。また「南京の夏は暑いからあまり早くから並ばないように」と付け加えられています。(※実際、このとおりのタイムスケジュールで入場が実施されるのかどうかは、当日になってみないと分かりません。)7月19日現在、スタンディング席は完売していないので、スタンディングも極端なスシ詰め状態にはならないのではと思われます。スタンディング以外の、スタンド席も全席種まだチケット業者から一般購入可能です(7月19日現在)。

南京には国際空港があり、日本との直行便もありますが、現在は高速鉄道(いわゆる新幹線)が発達しているので、上海から高速鉄道(新幹線)で南京まで行くのも大変便利です。中国の「新幹線」は、
「高鉄」(中国語発音:ガオティエ/正式名称は高速鉄路)と呼ばれるものと、
「動車」(中国語発音:ドンチュー)があります。
「高鉄」は列車番号がGから始まり、「動車」は列車番号がDから始まります。

例えば上海から南京まで場合、「高鉄」を利用すると1時間20分くらいですが、「動車」を利用すると2時間20分くらいかかります。つまり「高鉄」の方が「動車」よりも速く、切符の値段も高いです。ただし、中国新幹線の場合、列車によって停車駅が異なるので、所用時間にかなりのばらつきがあります。

2011年6月1日から、中国新幹線の切符を購入する際、身分証明書の提示が必要になりました。これは、ダフ屋防止対策のためです。正月休暇や大型連休など特に、ニーズの高い路線の汽車の切符をダフ屋が買い占めて、高値で売りつけるという行為が横行しており長年の社会問題になっているため、これを防止するために政府の号令で「実名制」が導入されたのです。
外国人はパスポートの提示で窓口で購入できますが、外国人の場合、自販機では購入できなくなっています。代理購入を委託する場合、パスポートのコピーで可能です。
乗車の際にも開札で身分証明書を提示するのが原則とされていますが、実際にはほとんど提示を求められないようです。切符は乗車日の11日前から購入可能です。切符は鉄道駅のほか、市内に設けられている代理販売所でも購入可能です。

上海の場合、「新幹線」(「高鉄」または「動車」)を乗車できる駅は主に「上海駅(上海火車站)」と「虹橋駅(虹橋火車站)」です。虹橋火車站は新幹線専用の駅で、2010年にオープンしたばかりなので、新しくきれいで驚くほど近代的です。
南京も「新幹線」が停まる駅が2つあり、従来の南京駅(南京站)と今年オープンした南京南駅(高鉄南京南站)があります。

写真:上海駅(上海火車站) 日本の駅より遥かに大きいです。空港のような雰囲気があります。


写真:上海駅(上海火車站)鉄道駅に入るときに、切符のチェックがあり、荷物チェックが必要です。


写真:新幹線のホーム。駅に入った後、列車のホームごとに開札と待合室が設けられています。

コメント (18)
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