上海阿姐のgooブログ

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上海のFate/Zero同人イベント「Fate/Only」に遊びに行ってきました

2012年06月11日 | ACG
「2012年春アニメ」として毎週土曜日23:30から放送されている「Fate/Zero」もクライマックスに近付いてきて、中国でも大変な盛り上がりを見せています。ニコニコチャンネルで8ヶ国語字幕版が配信されていることもあり、海外ファンもリアルタイムで視聴できます。キャラクター設定、シナリオ、作画、グラフィックの精度、音楽、声優、どれをとっても息を呑むハイクオリティで、その世界観にぐいぐいと引き込まれる作品です。「fateシリーズ」はもともとゲームで、「Fate/Zero」は小説版をベースにアニメ化されたものです。2011年~2012年最大のヒットアニメの一つで、中華圏のアニメ雑誌では頻繁に表紙を飾る人気ぶりです。
6月10日(日)は上海でFateオンリーの同人イベントが開催され、友達と遊びに行ってきました。

イベント名 :Fate/Only (Fateシリーズ同人イベント)
日時 :2012年6月10日(日)
場所 :上海市楊浦区五角場800号芸術園区
入場料:一般入場20元
主催 :魔都FATE/ONLY組委員会
協賛 :上海市高校動漫社団聯合会(上海学生アニメサークル連合会)、光環地帯動漫城(グッズ業者)、五角場800号芸術園区(会場)

今回のイベントの主催は上海の学生を中心とした有志グループです。大規模な同人イベントの場合、中国のゲーム会社やアニメ制作会社、更にはバンダイ、角川、アニメイトなど日系企業も出展していることがありますが、今回はなかったと思います。
中国の同人イベントというのは、本を売ったり買ったりするというより、もっぱらコスプレを披露する場となっています。6月10日のfate上海オンリーイベントも思っていた以上にコスプレが充実していました。サークルスペースで椅子に座って本を売っている人よりも、コスプレをしている人の方が多いんじゃないかと思うほどで、要するにfate/zeroコスプレ大会でした。

【会場:上海五角場800号芸術園区】


【パンフチラシ/ポスター】
  

【スペース図】 このスペース図によるとサークルスペースは僅か36スペース。


会場はものすごく暑かったです。気温が32℃もあった上に会場の天井がガラス張りでエアコンも効いておらずサウナ状態でした。この暑さにも関らず、重たいコスチュームをまとったコスプレが大盛況でした。

~~6月10日(日)上海fate同人イベントコスプレ~~
一番多いのはセイバーのコスプレ。セイバーは中国では「吾王」(※我が王の略)と呼ばれることが多いです。

  



キャスター陣営。キャスターと龍之介。暑いのに本当にお疲れ様でした。


ライダー陣営。1期OPの定番ポーズ。中国ファンの間ではイスカンダルは「大帝」、ウェイバーは「王妃」と呼ばれています。。


ライダー陣営。スタッフがイスカンダルの軽装コスプレ。


凛と桜。(Fate/zero・Fate/Stay night)「Fateオンリーイベント」なので、Fate/Zeroだけでなく、Fate/Stay night、Fate/ccc、Fate/Prototypeのコスプレもあります。


アーチャーと凛(Fate/Stay night)


ランサー。


ディルムッドとグラニア。


アサシン。


雁夜とランスロット。雁夜は顔の傷も忠実に再現。


ナタリア。


ナタリアと少年時代の切嗣。


少年時代の切嗣とナタリア、大人になった切嗣とアイリスフィールのシンメトリー。


Saberの次にコスプレが多いのがアイリスフィール。(アイリは中国では「太太」(※奥さんという意味)と呼ばれています)
2期エンディングのイメージ。


切嗣とアイリスフィール。ホムンクルス×3。


ギルガメッシュ。中国では「金閃閃」(※金ぴかという意味)と呼ばれてます。ヘビの抜け殻のパンツも忠実に再現。ギルガメッシュは中国で異常に人気が高いです。腐向けCPはアーチャー×ランサーが結構人気。顔が良ければ原作で接触してなくてもいいのか・・?


ギルガメッシュと凛(fate/stay night)


ランスロットとアーサー。ランスロットのコスプレしていた人は身長が190cm以上ある人でした。


ポーズを打ち合わせ中。




f/z 23話ごっこ。アーチャーvsライダーの決戦。


~~マニアック~~
女体化ギルガメッシュとエルキドゥのコスプレ。


fate/ccc(エクストラ)のキャスター。


fate/stay nightのアサシン。


fate/prototypeのライダーとfate/zeroのライダー。これが一番マニアックだと思います。


fate/zero 遠坂葵さん。



葵さんやグラニアのコスプレまでいたのに、言峰綺礼のコスプレがいませんでした。綺礼は嫌われている様子です・・・。

サークルとして出展していたのはチラシによると僅か36スペースですが、コスプレで大いに盛り上がりました。ガラス張り天井の上海の一空間がFateワールドに染まった1日でした。fate/zeroだけでなく、fate/stay night、fate/ccc(エクストラ)、fate/prototypeまで、フェイトワールドのお祭りでした。
私は基本的にゲームをやらないので、fate/エクストラ、fate/prototypeのキャラクターなどは全然知らなかったのですが、中国人の友達が詳しく教えてくれました。彼らは本当に詳しいです。中国のアニメファンの作品解釈や嗜好などから垣間見られるファンとしての感性は、日本のファンとほとんど変わらないと感じます。ギルガメッシュがやたらに人気があるのは中国独特かなとは思いますが・・・。
アニメ「fate/zero」は残すところあと数回ですが、海外向け字幕配信に続いて、海外オフィシャルイベントも開いてほしいです。

【終了間近の会場】 とても小さな会場スペースですが、コスプレ率が高くて熱かった。


【本の広告】本よりグッズが多いです。ストーリー漫画よりもイラスト集のような本を出すケースが多いです。
  

【最後に】すごく久しぶりに更新したのに、アニメオタク活動の記事で申し訳ありません・・・。4月30日の神話(Shinhwa)の上海復活コンサートも素晴らしかったし、SMエンターテイメントの新グループ「EXO-M」が中国でちょくちょく活動しているので、EXO-Mが出た番組やネットインタビューのことなど書こうと思ってたのに、またこんなのになってしまってすいません・・・m(__)m
コメント (6)
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