2020年6月24日、上海南京東路にファーウェイ(HUAWEI)フラッグシップショップがオープンしました。売場はビルの三フロアに渡り、ファーウェイの店舗としては世界最大規模となります。スマホ・ノートパソコンを中心に、スマートウォッチ、スマートグラス、家電、自動車まで、暮らしのあらゆるシーンに「スマート製品」を取り込むことを目指したショップです。

華為(HUAWEI)旗艦店 住所:南京東路233号。去年まではForever21のショップでした。
道路を挟んだ向かい側には、サムスン(Sumsung)のスマホ体験ショップがあります。

住所:上海南京東路288号 宏伊国際広場1階・2階 2019年10月19日オープン。
サムスン体験ショップの真向かいにはAppleショップもあり、地下鉄南京東路駅と直結するこの一角は、3つのスマホメーカーの大型店舗が林立しています。

2020年現在中国スマホ市場は、首位のファーウェイ(HUAWEI)がシェア46%、vivo(16%)、OPPO(15%)、Apple(9%)、シャオミー(9%)が続きます。(データ出典:環球網2020年7月27日記事)
ここ3年ほどの間に、ファーウェイは中国スマホ市場での地位を固めました。それには次のような背景があります。
・ライカ製レンズ搭載など高性能、最新技術採用のイメージが定着した。
・華為(HUAWEI)、nova、栄耀(honor)という、グレード別のブランド展開により幅広い層を網羅したこと。
・iPhoneの値上がりによって、iPhoneがユーザー離れを起こし、HUAWEIに流れた。
・同じアンドロイド勢のライバル・サムスンが中国市場で大きくシェアを落とし、ユーザーがファーウェイに流れた。
2020年現在はファーウェイを筆頭に、vivo、OPPO、シャオミーの「中国スマホ4大メーカー」が80%以上のシェアを占めています。しかし、かつては、中国でもアンドロイドはサムスンが圧倒的なシェアを誇っていました。2014年の最盛期には、サムスンは約20%のシェアを有し首位に立ったこともあります。
しかし、2016年末から2017年にかけて起きた「Galaxy Note7爆発・発火問題」と、韓国THAADミサイル配備問題などの影響で、サムスンは中国のスマホ市場から消えたといってもいいほど落ち込みました。
2019年末のサムスンのスマホシェアは0.8%にまで下がり、実感として周りでサムスンのスマホを使っている人は誰もいませんでした。
ところが、2020年に入って、サムスン復活の兆しが見られます。2020年第1四半期の調査報告によると、サムスンは中国スマホ市場で100万台以上を出荷し、「約1年ぶりにシェアを1%台まで回復させた」とニュースになっています。「1%台まで回復」がニュースになること自体がすごいのですが、転機となったのは5Gのスタートです。2019年後半から5G対応機種が次々とリリースされる中、サムスンが再び中国市場にチャレンジしています。
なお、通信キャリアは5Gプランを2019年からスタートさせていますが、5Gプランに切り替えている人はそれほど多くありません。
「5Gでなければ使えない」というサービスやアプリがまだないため、5G対応機種のスマホを持っていても、安い4Gプランのままにしているユーザーが多いです。
ファーウェイのフラッグシップショップは、様々な「スマート製品」を展示販売しています。ただし、実際に買って使ってみたいかと言われると微妙です。やはり値段が高いのと、実用できる場面がそれほど多くないと感じます。また、比較的普及率の高いスマートウォッチは、シャオミー、AMAZFIT(華米)などのメーカーとの競争もあります。
ファーウェイスマートウォッチ。ファーウェイのスマホ・ノートパソコンとの互換性が強味と思われますが、デザイン的には特徴に欠けるかもしれません。スマートウォッチを好んで使用するのは20代、30代前半が中心ですが、色や造形がやや保守的です。

ファーウェイスマートグラス。メガネがオーディオデバイスとなっており、サングラス兼ヘッドホンのようなものです。商品としては面白いですが、具体的にどのような場面でこの商品のニーズがあるのか、いまひとつよく分かりません。

三フロアからなる店舗は広々としており二階、三階はスマート家電の体験スペースとなっています。一階には大型スクリーンがありイベントもできます。

サムスンの目玉商品は、BTS(防弾小年団)が宣伝するGalaxyS20+5Gモデルと折り畳み式スマホGalaxy Z Flipです。


Galaxy Z Flipは、折り曲げた状態で机に置くことができるので、別の作業をしながら安定したアングルでビデオ通話・配信ができるのがセールスポイントでしょうか。
Galaxy Z Flip 5G対応 人民元12499元(約19万7千円)。

サムスンがかつてのように、首位ブランドとして中国市場に君臨することは難しいかもしれませんが、ある程度のシェアを取り戻せる可能性はあると思います。
体験ショップで実際に商品に触れてみると、サムスンのスマホのデザインは洗練されており、比較的軽量です。
ファーウェイを筆頭に、中国スマホは機体が重量化する傾向にあり、はっきりいって重いので、サムスンの軽さは魅力です。
価格も、5G対応機種についていうと、中国4大スマホメーカーの商品と比べても、そう高くはありません。特にサムスンの「5G大衆機」は価格的にも競争力があると思います。
BTS(防弾小年団)のGalaxy S20キャンペーン。
サムスンは中華圏、東南アジアにおいて「K-POPの伝導者」でもありました。Rain、少女時代、BIGBANG、EXOなどを携帯、スマホ、ノートパソコンの広告に起用し、海外・アジア向けイメージ戦略においてK-POPとSUMSUNGは相乗効果を上げてきました。

華為(HUAWEI)旗艦店 住所:南京東路233号。去年まではForever21のショップでした。
道路を挟んだ向かい側には、サムスン(Sumsung)のスマホ体験ショップがあります。

住所:上海南京東路288号 宏伊国際広場1階・2階 2019年10月19日オープン。
サムスン体験ショップの真向かいにはAppleショップもあり、地下鉄南京東路駅と直結するこの一角は、3つのスマホメーカーの大型店舗が林立しています。

2020年現在中国スマホ市場は、首位のファーウェイ(HUAWEI)がシェア46%、vivo(16%)、OPPO(15%)、Apple(9%)、シャオミー(9%)が続きます。(データ出典:環球網2020年7月27日記事)
ここ3年ほどの間に、ファーウェイは中国スマホ市場での地位を固めました。それには次のような背景があります。
・ライカ製レンズ搭載など高性能、最新技術採用のイメージが定着した。
・華為(HUAWEI)、nova、栄耀(honor)という、グレード別のブランド展開により幅広い層を網羅したこと。
・iPhoneの値上がりによって、iPhoneがユーザー離れを起こし、HUAWEIに流れた。
・同じアンドロイド勢のライバル・サムスンが中国市場で大きくシェアを落とし、ユーザーがファーウェイに流れた。
2020年現在はファーウェイを筆頭に、vivo、OPPO、シャオミーの「中国スマホ4大メーカー」が80%以上のシェアを占めています。しかし、かつては、中国でもアンドロイドはサムスンが圧倒的なシェアを誇っていました。2014年の最盛期には、サムスンは約20%のシェアを有し首位に立ったこともあります。
しかし、2016年末から2017年にかけて起きた「Galaxy Note7爆発・発火問題」と、韓国THAADミサイル配備問題などの影響で、サムスンは中国のスマホ市場から消えたといってもいいほど落ち込みました。
2019年末のサムスンのスマホシェアは0.8%にまで下がり、実感として周りでサムスンのスマホを使っている人は誰もいませんでした。
ところが、2020年に入って、サムスン復活の兆しが見られます。2020年第1四半期の調査報告によると、サムスンは中国スマホ市場で100万台以上を出荷し、「約1年ぶりにシェアを1%台まで回復させた」とニュースになっています。「1%台まで回復」がニュースになること自体がすごいのですが、転機となったのは5Gのスタートです。2019年後半から5G対応機種が次々とリリースされる中、サムスンが再び中国市場にチャレンジしています。
なお、通信キャリアは5Gプランを2019年からスタートさせていますが、5Gプランに切り替えている人はそれほど多くありません。
「5Gでなければ使えない」というサービスやアプリがまだないため、5G対応機種のスマホを持っていても、安い4Gプランのままにしているユーザーが多いです。
ファーウェイのフラッグシップショップは、様々な「スマート製品」を展示販売しています。ただし、実際に買って使ってみたいかと言われると微妙です。やはり値段が高いのと、実用できる場面がそれほど多くないと感じます。また、比較的普及率の高いスマートウォッチは、シャオミー、AMAZFIT(華米)などのメーカーとの競争もあります。
ファーウェイスマートウォッチ。ファーウェイのスマホ・ノートパソコンとの互換性が強味と思われますが、デザイン的には特徴に欠けるかもしれません。スマートウォッチを好んで使用するのは20代、30代前半が中心ですが、色や造形がやや保守的です。

ファーウェイスマートグラス。メガネがオーディオデバイスとなっており、サングラス兼ヘッドホンのようなものです。商品としては面白いですが、具体的にどのような場面でこの商品のニーズがあるのか、いまひとつよく分かりません。

三フロアからなる店舗は広々としており二階、三階はスマート家電の体験スペースとなっています。一階には大型スクリーンがありイベントもできます。

サムスンの目玉商品は、BTS(防弾小年団)が宣伝するGalaxyS20+5Gモデルと折り畳み式スマホGalaxy Z Flipです。


Galaxy Z Flipは、折り曲げた状態で机に置くことができるので、別の作業をしながら安定したアングルでビデオ通話・配信ができるのがセールスポイントでしょうか。
Galaxy Z Flip 5G対応 人民元12499元(約19万7千円)。

サムスンがかつてのように、首位ブランドとして中国市場に君臨することは難しいかもしれませんが、ある程度のシェアを取り戻せる可能性はあると思います。
体験ショップで実際に商品に触れてみると、サムスンのスマホのデザインは洗練されており、比較的軽量です。
ファーウェイを筆頭に、中国スマホは機体が重量化する傾向にあり、はっきりいって重いので、サムスンの軽さは魅力です。
価格も、5G対応機種についていうと、中国4大スマホメーカーの商品と比べても、そう高くはありません。特にサムスンの「5G大衆機」は価格的にも競争力があると思います。
BTS(防弾小年団)のGalaxy S20キャンペーン。
サムスンは中華圏、東南アジアにおいて「K-POPの伝導者」でもありました。Rain、少女時代、BIGBANG、EXOなどを携帯、スマホ、ノートパソコンの広告に起用し、海外・アジア向けイメージ戦略においてK-POPとSUMSUNGは相乗効果を上げてきました。

「お嬢さまひょうひょう拳」は2018年制作、2019年放送のドラマですが、ビー・ウェンジュンは2020年夏に放送されたドラマ「漂亮書生」にも出てます。すごくキレイなドラマです。「漂亮書生」もぜひ日本でも放送してほしいです。若手のイケメン俳優は次から次へと出てきます。
昨夜tiktokでKPOPコンサートが配信されたんですけど、トンペンは年齢層が高いせいか、tiktokには抵抗があり、あまり観る感じではありませんでした。ところが当日になって、アプリを入れないで観られるサイトが紹介され、結局観てしまったんですけど。。。そこらへんのシステムがよくわかりません
tiktok、ファーウェイと並んで米中問題の標的となってますが、運営会社バイトダンスのコンテンツライセンス購入資金力はすごいですね・・・。配信もライブもありがたいことですが、早く通常のライブが復活してほしいですね・・・。