産業革命は、イギリスで起こったが、
蒸気機関の発明だね。
その次が、電気とガソリンだ。
三番目が、原子力だよ。
この3段階を見てみると、蒸気は、水を熱して、蒸発させて
エネルギーを蓄えるんだね。物質の状態変化を利用している。
次の、電気とガソリンは、原子、分子レベルの化学反応を利用している。
ガソリンは、水素Hや炭素Cと、酸素O2の化学反応だよね。
これを普通は、燃焼した、とか爆発させる、とかいうんだろ。
電気は発電所でつくられるんだが、これは電磁誘導を利用している。
ただ電気=電子の流れ、とすると、現在の化学工業や、電気製品、鉄鋼業などなど、電気の動きを利用して、いろんな分野の産業が発達しているよね。
パソコンのメモリや、CPU、テレビも電子の動きを利用してるんだからねえ。
電波なんて、知らなかったんだから。
第3の原子力は、さらに物質の内面に向かって、
素粒子レベルのエネルギー源だ。
おもしろいことに、物質の内面に行くほど、エネルギーの発生量が、膨大になるということだ。
物質の外面>内面 :水蒸気>電気、ガソリン>原子力
エネルギー : 水蒸気<電気、ガソリン<原子力
そして自然界では、これらの反応は、地球を破壊するようなものでは、ないということだ。
エネルギーの変換、可逆反応で、均衡と調和を保っているということ。
とすれば、原子力の管理は、自然に学べば、いい、ということだろう。
人間の研究と管理能力が不足している、ということだろう。
薄く広く分布しているウランを、わざわざ集めて、
遠心分離機で濃縮して、固めて、燃料棒を作って。
それが原発事故を起こすと危険だと。
危険をなくするには、逆の経路で、薄く広く分布させて、
自然にもどす、ということだろう。
福島原発も、陸地よりも広く、深い海に流して、分散させる
ことしか、ないだろう。
第4のエネルギーは、核融合だ。
原子力が、核分裂のときに放出されるエネルギーだが、
放射性物質は量が限られている。
核融合は、水素と水素をぶつけて、あるいは重水素と水素をぶつけて、ヘリウム核にするとき、エネルギーが放出される。
まさに、目に見えない素粒子→エネルギー変換のシステムを
人間がコントロールしようとする。
エネルギーと質量の等価法則
ΔE=Δm・c2
[N]=[kg]×[3×100000000m/s]2
莫大なエネルギーが得られる。
核融合は、目に見えない素粒子の世界のエネルギーを人間が
手にするんだから、まさに神の領域に入っていくんだな。
そうなれば、たぶんエネルギー争奪による、
地球上の戦争は、なくなるだろう。
人間がまさに神の領域に、入ればね。
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