今年は、台風が多い。
その予測については、このブログで春に書いたところだが、
この冬も雪が多く、寒いだろう、とも書いたが、
台風はなぜ成長するのだろうか?
植物や動物ならば、遺伝子に成長の情報が入っているから、
わかるんだが。
川が流れて、だんだん大きくなっていうのは、重力かな。
台風が成長するには、なにかの力が加わってるんだろな。
フィリピンとかの南の海で、海水温が高くて、
空気が上昇する。
台風が、北上すると、海水温は低くなるし、
空気も冷たくなっていくだろうに、なぜ成長するのだろうか?
海水(下)、空気(中)が原因でないとすると、上空(上)か。
台風が成層圏まで、到達している、というのを聞いたことがある。
煙突効果で、成長しているのだろう。
煙突は、高いほど、地表と上空の気圧差が大きいため、
流れる煤煙の流量、速度が大きくなる原理がある。
工場の煙突が高いのは、そのためだ。
別に、煤煙を隠すためではない。
そう考えると、台風の目は高い煙突で、成層圏(気圧がかなり低い)あたりところまで、突き抜けた低気圧だな。
いったん突き抜けると、上空から吸い上げられて
成長する、ということだ。
普通の低気圧は、低い煙突だ。
突き抜けないから、台風のように成長しない。
お風呂の底の水の栓を、抜いたのが、台風だ。
あとは重力で、水がどんどん抜けてくる、って感じかな。
日本列島近くまで、北上すると、偏西風の影響で、
速度が40?60km/hになるが、
これも、偏西風が、かなり上空を流れているためで、
台風はこれに乗っかるが、
普通の低気圧は、高さが低いために、これに乗れなくて、
ゆっくりと移動する、っというこどだろう。
前線に近づいた台風が、進路を東にとる、ということは
偏西風に乗ったということだが、
偏西風=西風だからねえ、
東に流されるってことになるかあ。
偏西風は、高度5000mのところを流れてるから、
大きい台風ほど、乗り易い、ってことだな。
冷たい空気の前線にぶつかって、速度が落ちて、
中心気圧が上がって、勢いが小さくなる。
前線が台風を押す力と、偏西風の流れる力の、合力のベクトル方向へ
台風が流れる、ってことだね。
最近、やっとわかりかけてきた。
まあ、成長するには、なんでも力が必要だから、と思うよね。