世の中の動きをあきらかに

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米国が「パリ協定」離脱・・・世界の動きに、ついていけない米国。没落へ。

2017-06-02 19:11:14 | コラム
いままで、温暖化ガス削減に対して、中国と米国が、賛成していなかった。
中国は、「我が国は、いまだ発展途上国だから」といってきただ、
今回パリ協定に賛成したことから、先進国へ仲間入り、ということになる。

一方、米国のトランプ大統領は、「自国に経済的にたいへん不利になるため」といって離脱表明した。
つまり、公害対策、自動車や会社などの省エネ、排気ガス垂れ流しのままでいいと。
それに費やす、お金も技術も、米国には持ち合わせていない、と表明したことになる。

地球温暖化ガスの削減は、子供でも理解できることだし、中国のような発展途上国上がりでも、
削減しよう、ということから、
トランプ大統領の離脱宣言は、「米国は中国ほどの経済力はありません。」
「公害垂れ流しでも、世界の国はわがままを許してくれよ」といっていることになる。

北朝鮮問題では、中国に協力をせまったが、もしも中国が、米国に「パリ協定」協力を
迫った場合、トランプ大統領は、受けるのか?

つまり、米国は、先進国から発展途上国へと落ちたのであり、
中国は、発展途上国から先進国へと上がっていった、ということに他ならない。

世界経済の中心が、米国から中国へと転換する象徴的な出来事になった。
孤立していく米国をこれから、他国は見限っていくだろう。
置いてけぼりに。

そして、トランプ大統領は、さらに支持率を落とし、4年の任期を待たずに、辞職することになるだろう。
ちょうど韓国の朴槿恵大統領のように。

米国が、落ちていくのが見えるよ。
America,the first. ではなくて、the second.だね。

そうそう、小池都知事も、first ではなくなるだろうね、いつまでも一人よがりではねえ。