世の中の動きをあきらかに

人の動きは、海のように・・暖流と寒流、強いものと弱いもの。
ことば、行動、実体・実績。

ソフトバンク携帯・・一番初めは、Vodafone でSIM フリーだったのに。いつの間にか。

2016-06-25 06:14:40 | コラム

ソフトバンクが、携帯事業へ参入したのは、いつだっただろうか。

あの頃Web サイトのYahoo を運営してた。

携帯事業へ参入は、イギリスのボーダフォンVodafone の買収だった。

ソフトバンクも、一番最初はSIM フリーだったんだ。

その点では、ドコモやAU よりも進んでいた。

東芝の803T にソフトバンクのSIM を入れてもらって起動すると、Vodafone と表示された。

お店の人が説明するには、海外旅行へ行ったら、携帯を取られないようにしてください。

現地の人が現地のカードを入れて、使うことができますから、と。

また当時はドコモやAU の携帯では海外で使用できず、別に海外用の携帯を持って行かないといけなかった。

ソフトバンク携帯ではそのまま持っていって、海外で使用できた。

Vodafone のおかげだったのに。

ホワイトプランを発表して、ドコモやAU の価格体系を変えさせてしまったのに。

 

それがいつの間にか、孫さんがどんどん垣根を高くして、囲い込んで、縛ってしまった。

今では、SIM フリーに戻れないぐらい、独自の運営形態を作り上げてしまった。

高価格の携帯本体代金と数多くのSIM カードと、月月割の2年縛りに、契約月の2年縛り。

最近はSIM フリー化は諦めて、別会社Ymobile での安売りや、株式売買M&A、民主党政権に取り入って実現させた太陽光発電での高単価での売電など、本業は改善不可能の対処療法に見える。

初心に戻って、もう一度国民の為になる経営をしてほしいものだ。

あのままVodafone 路線を引き継いでいれば、今ごろは何にもしなくても、スプリント買収しなくても、世界的な企業になってただろうに、freetelみたいに。

借金が多すぎて、曲がったんだろうねえ。

還暦60歳で干支が一巡するんだから、再スタートしてほしいよね。

何兆円ものお金や社長とかの地位は、あの世までは持っていけないからねえ。


英国がEU離脱すれば・・台湾の二の舞だろう

2016-06-20 20:33:29 | コラム

英国がEU離脱するか、どうかで投票すると。

ふと昔、台湾が国連を脱退したときを思い出した。

当時台湾は、工業国で、中国は未だ経済未発達な後進国だった。

中国が国連入るなら、二つの中国は認められない、と脱退した。台湾は国際的に優位な立場だった。その後中国が工業化が進み、国際的な立場は今や逆転してしまった。国連では中国が認められて、台湾は認められていない。

英国も、EU離脱すると、そうなるだろう。

今は国力があるから一人でもやっていけるが、今後EUは協力しあって、発展していくだろう。

その時英国は立場が逆転していることだろう。

5億人(2億じゃないんだね)の政治経済圏から離れて、いいことは無いだろう。

EUの将来=発展、と英国民は見えないのだろうか。

ドーバー海峡の英仏海底トンネルは何のために作ったのか。

 

歴史的に見ると、ヨーロッパはそもそも2000年前はローマ帝国のエリアだった。

その後東西ローマに分裂し、西ローマは西欧、ゲルマン民族の大移動、フランク王国からドイツ、フランス、イタリアと分裂し、更に民族ごとに分裂し、第二次大戦後現在の国々に。ゲルマン=German =ドイツ、ジャーマン。

東ローマも同じく分裂し、東欧諸国に。

文化的にはキリスト教圏と言えよう。

そのキリスト教圏から1818生まれたマルクス主義がロシア革命。戦後、東欧諸国に形成されたが、西欧ではEU(ヨーロッパ連合)形成され分裂から再び統合へ。

東欧諸国も共産主義の崩壊から、自由主義圏へ。

更にEU加盟へ。

ローマ帝国から分裂を繰り返してきた歴史の流れが、EUを中心として、再び一つの統合世界へ。

まさにローマ帝国の再興のような歴史の流れだ。

だから歴史的に見ても、英国EU離脱は、逆行で衰退の道だろう。

 

21世紀はグローバル化、共存共栄を模索する時代だと思うけどね。

EUの統合は、政治経済のみだが、精神的には昔のローマ帝国時代のようにキリスト教の再興が必要だろうね。経済統合(EEC )・・政治統合(EU)と来れば次は、精神文化の統合だろう。外的な経済(物)から内的な政治(人)へ、さらに内的な思想・宗教へと。

まさに現代は2000年前のキリスト生誕時の様相を呈している、ということかもね。

ローマ帝国でキリストが十字架で処刑されてのち、マサダの戦いで無くなったユダヤの国が、1900年経って戦後、ユダヤ人の国イスラエルが再建されたようにね。

ノストラダムスの予言通りに。

 


今年は梅雨明けが、早そうだなあ

2016-06-20 06:09:43 | コラム

奄美諸島が一昨日、梅雨明け。

昨日は南九州、熊本で雷雨を伴う激しい雨だと。

ああ、もう梅雨明けかあ。

雷がなって、空がすっきり晴れて、蝉が鳴いたら梅雨明けだよなあ。

何これ。

7月になる前に、本州梅雨明けかよ、どうなってるんだ、今年は。

 

振り返ってみると。

1. 4月の気候。前線が東西ではなく、南北になり、雨雲が南北に延びていた。

これは寒気が強くて、暖気を押して、ぐるりと回して、東西の前線が南北になった。

時計の針を逆に回した感じ。

9時の方角から6時の方角へ。

2. 朝夕の空気は涼しいが、日中の日差しが強く、日中に気温が上がるが、朝夕下がり、寒暖差が大きい。

これも寒気が強いということで、日中はオゾン層破壊で太陽光線の直射が強いということが原因。

これは一昨年オゾン型ヒートアイランド現象として説明したところだ。

オゾン層破壊の主役は、工業化激しい中国だね。

真っ白な空気でマスク姿の北京にソウルだったよね。

3. 梅雨明けが早いということは、この寒気よりも更に強い熱気が、赤道から北上しているか、あるいはこの寒気が急速に後退しているか、のどちらかということになる。雨雲は、東西にのびる前線のところにあり、寒気と暖気が釣り合っているということになる。

南海の暖気団の強さは台風の発生規模や数で目安がつくことになる。

また、雷の激しさの度合いが、寒暖差の目安になる。

寒気弱 暖気並 というパターンでしょうか。

4. いずれにしても、今年の夏は、オゾン層破壊の太陽光線で日中は更に暑くなることだろう。

 

まあ、南米のチリ近海のエルニーニョ現象とは、海底火山からの熱水だから、プレートの移動量が増えるということで、不思議でもなんでもないと思うけどね。

火山活動、地震活動のデータ、ということで。

ちなみに、エルニーニョの熱源は何かと考えると、水1ccを1℃上げるのが、1calだから、チリ近海の海水温度が1℃上がったときに、海水量(流れてるので、どうやって計算するのか)を掛けて、熱量を計算する。で原因付近の岩石の体積で割れば、何℃位というのが、出るだろう。海溝のところじゃないのかねえ。


民共連合は、また分裂する・・歴史は繰り返す、とさ

2016-06-12 08:44:21 | コラム

民進党と共産党が参議院選挙で連合すると。

今まで共産党はずっと野党連合に加わらなかったので、今回は本気だ、と言える。

逆にいうと、この共闘が最後の戦いで、負ければ後がないと言うことだ。

 

以前共産党の戦略で書いたけど、平和路線と強硬路線(武力闘争)がある。

大きい敵を倒すためには、まず平和路線。

自分たちの力が大きくなるまでは、戦わない。

そして小さいものを集めて、まず大きい敵を倒す。ここでは与党自民公明連立政権だ。

倒した後は、今まで協力してきた仲間を粛清していく。

そして共産党だけが残る、と。

まあこれは今までの歴史的な事実だから、どうもこうもないでしょう。

 

共産党が連合してない民主党中心の野党連合の時代でも、そうでしょう。

政党が違えば、考えが違う。

考えが違えば、行動が違う。

行動が違えば、実績が違う。

 

昔社会党の村山さんが総理になったけど、すぐに分裂した。

選挙戦時の共通目的がなくなるからねえ。自分の党利の為に勢力争いが始まるんだねえ。

最近は民主党が鳩山小沢岡田の自民系と民社党系と社会党系の連合だったが、

意見はまとまらず、鳩山や菅の話は、コロコロ変わる。

朝令暮改だったね。

結局小沢は別れて、鳩山は辞めて、菅は四国をお遍路。

政府の赤字は3倍になり、工業生産は中国に追い越されてしまった。

ベクトルが違うんだから、時間の経過と共に分裂していくでしょう。

水と油のようにねえ。

当たり前だ。

 

国民が被害者だ。

民主党政権時代の、あの不景気に戻りたいのか。

大企業が数千億の赤字で、千人単位のリストラ。

あの時代に国民は戻りたいのか。

 

たぶん民共連合は、国民犠牲は100も承知の選挙戦だろう。

だから批判ばかりで、こうするという政権構想を出さない、約束しないんだねえ。

まあ意見も合わないし、公表すれば分裂状態をさらすことになる。

 

言葉だけで、国民を欺いてないかい。

もう過去のことは忘れているだろうと。

おおよそ人の不満を煽るような言葉は、人の不平不満を増長させ、国を分裂に導くよなあ。

会社でも、不満を煽れば、会社が分裂していく。

不満から怒りへと進歩すれば、運動としては、大成功ということだろう。

共産党が入ってなくてそうだから、入ればなおさらだろう。

 

ただこの民共連合体制が負ければ、保守派は一つの大きな峠を越えたことになる。

残された道は、強硬路線だけとなる。

 

野党の過去の歴史を今一度思い出していただきたく、書いてみまして。

まあ、共産党-社会党-民社党という流れの、分裂もあったんだけどね。