世の中の動きをあきらかに

人の動きは、海のように・・暖流と寒流、強いものと弱いもの。
ことば、行動、実体・実績。

問題だけ提起してすみませんが・・・為替レートがあるので、国や企業の実態を正しく評価してない

2012-06-24 20:38:00 | 指定なし

日本の企業は優秀なのに、為替レートが円高で


輸出ができないと。


おとなり韓国では国の政策で、ウォン安にして


輸出を進めていると。


 


円とかウォンとか、ドルとかの交換比率を為替レートと


いってるが、円とかウォンとかドルが投機の対象になっているので、


その国の実情を正確には、把握してない。


 


需要と供給の曲線で、自然に価格が決まるのならば、


国や中央銀行の介入は必要ないだろう。


 


マクロ経済では6シグマとか、統計学を用いているが、


そもそも統計学は、自然科学の現象を捉えるもの。


すべての事象が偶然に、同じ割合で起こると仮定して、


ばらつきも偶発的なものと、言う前提だ。


 


投機とか国の政策とかで、市場操作ができるのに、


マクロ経済が通用するわけがないだろうに。


人間の意志が介入して、ある方向に持っていこうとしているのに。


 


金本位制で、貨幣に対しての保障を取り付ける時代から、


貨幣は信用だけで、いいとしたから、


国の信用やら、会社の信用やらが評価されて


レートがかわるんだが、自然に任せられないじゃないの。


 


それって、信用がなくなれば、タダの紙切れだって。


もともと、変動相場制での貨幣は、なんの価値もないのだから。


 


それを売ったり買ったりして、利益をあげる金融商品とは、


悪だね。


単純に儲かる人がいれば、必ず損をするということ。


生産性がないんだから、みんなが得をする、ということにはならないね。


 


通貨は、統一通貨にして、為替レートを廃止するべきだ。


結局、為替レートは介入できる、介入の影響力のある経済大国が有利な論理でしかないだろう。


米国がそうだったが、これからは中国やヨーロッパかもしれない。


大国がかわるだけで、小国は依然として、経済的な攻勢を


さけることができない。


不平等を拡大させるということだな。


 


問題提起で終わってしまうかもしれないが、


通貨統一の先行パターンのユーロをこれから、考えてみるかな。