韓国の特使が北と会談して、非核化とか米朝対話にこぎつけた、とか
トランプ大統領は、経済制裁の効果で、北が軟化したと解釈しているようだが
大きな間違いだし、勘違いしてる。
米朝対話路線は、先代のときからの国家戦略だ。
韓国を飛び越して、米国と対等な交渉テーブルに引きずり出す
朝鮮半島に口出しさせないように。
その手段が核兵器、とさ。
このブログですでに話しました(2014.04.09北の動向、他)が、
韓国大統領が左翼であれば、北は軍事路線を強行する必要はなく、
南と対話しながら、南の支援を受けながら、経済制裁を逃れながら、北南統一を目指すということで。
文在寅大統領は廬武鉉大統領の親友で、金大中ー廬武鉉-文在寅と親北左翼政権だ。
学生運動や労働組合運動の味方だ。
だから南を武力攻撃する必要はないだろ。親北なんだから。
まあだれがシナリオ書いたかしらないが、
平昌オリンピックで、南北統一チーム、それから南北会談とすすんで、自然な流れで、
朝鮮半島の非核化、と。
当然、在韓米軍の核兵器を撤去、という話になる。
あるいは民族自決ということで、外国勢力排除、ということで、在韓米軍撤廃。
まあ米朝会談の方向性は、こういうところでしょう。
北南統一後、米国の介入をなくするために。米朝会談が必要、ということなんでしょねえ。
トランプさんが、北と対話すれば、そういう宿題をもらって帰る。
米軍が撤退すれば、ベトナム戦争の二の舞だ。
北ベトナムが南をあっという間に占領してしまった。
あるいは、南北平和統一選挙で、南北統一国家樹立、左翼統一国家の誕生。というシナリオだろう。
そのとき中国やロシアが協力するだろうから、日米は手も足もでないと。
そういうことだから、北の様子を見守る、という愚かな態度で、時間を浪費することなく、
韓国国内の右翼系と協力して、韓国国内で反共啓蒙基盤を拡大することが必要だろう。
様子をみる、では休んでるのに等しいよ。
将棋の格言「下手の考え、休むに似たり」とな。
まあ韓国人は人のこころをどうやって動かすか、ばかり考えてるみたいだよ。
根拠がないことでもなんでもいいみたいだからね。