世の中の動きをあきらかに

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CO2削減だけならば、プラスチックごみは再利用しないほうがいいよね

2022-11-20 08:27:20 | コラム
プラスチックは溶けにくいので、細かくしてペレット状にして、製鉄所で燃料として再利用している。
また、薬品や熱、圧力で、プラスチック製造の逆の経路で、溶かしてから再利用する。
あるいは、ペットボトルを細分化して、繊維状にして、織物に使用する。
とか、いろいろ再利用(リユース、Reuse)の方法があるのでしょうが、最終的には、焼却処分となり、炭水化物なので、二酸化炭素と水と熱になってしまう。
埋め立てごみが、満杯で廃棄が限界がある、ということなんでしょう。

そうすると、簡単に考えて、毎年タンカーで石油と天然ガスを輸入しているが、
その量だけ二酸化炭素を排出していることになる。
ヨーロッパでは、電気自動車が義務化されて、CO2削減、とか言ってきたが、この度、ロシアのウクライナ侵攻によって、ヨーロッパがエネルギー源として、ロシアの天然ガスにどれほど依存しているか、が世界中に明らかになった。とっても、CO2削減どころでなく、べったり石油系に依存した社会だ。
電気自動車は、後進国の自動車産業よりも有利に展開するための詭弁だと感じた。
そもそも電気自動車をつくるための電線やコンデンサ、半導体は、プラスチックが絶縁物ですよ。
電気に依存する今の社会は、プラスチックなくして、成り立たないのにねえ。

CO2削減だけいうならば、プラスチックごみは再利用せず、埋めてしまうことですね。地中から掘り出した石油なのだから、地中へ戻せばいいでしょう。
できれば、タンカーなどの片道に載せて、産油国の地下へ埋めてほしいね。
元へ戻して。そういう世界的な産廃税をとってでも、回収してもらえばいいと思うよ。
都市開発での森林伐採は、CO2削減に逆行するので、禁止だし、
海洋汚染や海岸の掘削も、海の中の植物や植物性プランクトンを減らすので、禁止。
減らした分だけ、植林や海の保全にお金をかけて、実践しなければ。
石油だけが問題ではないですよ。

埋めれば、何万年後には、石油になってるかもね。