突然、金正日総書記が、なくなられた。
国際情勢の中で、ぽっかりと穴が開いたように、感じる。
69歳であれば、1950年6.25の朝鮮動乱のときは、すでに
中学生ぐらいの年齢だったことになる。
この瞬間、東アジアに力のバランスが崩れる可能性がある。
朝鮮民主主義人民共和国。
鉄やチタンやレアメタルなど豊富な地下資源、
太平洋に面した地理的な優位性、
白頭山をはじめとした自然環境、
賃金の安い労働力、
総書記の死に涙する、純粋な心の国民性。
重い装備を担いで山中を走りまわれる精神力。
このモチベーションで、サッカー日本代表も敗戦した。
中国、ロシア、韓国、日本、アメリカの強大国に囲まれた北朝鮮。
この国が、周辺の強大国の草刈り場にならないことを願います。
このまま残しておいて、新しい次元に国が、変わっていくことを
願います。
アメリカナイズされた日本、韓国が必ずしもいいとは思わないし、
共産圏が崩壊し、独自の資本主義を取り入れて、
国家単位で経済・軍事拡大する中国にロシア。
その方向がいいとは、思わないから。
昔日本がエコノミック・アニマルといわれたが、
それ以上のことをやっているだろうから。