ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

「禁煙タクシー訴訟」判決

2005-12-20 20:14:47 | タバコ(禁煙)
タクシーに乗ったとたん、ウッと息が詰まる。タバコ煙が充満する、あるいは充満していた車内は、ワシにとっては毒ガス室(入ったことは無いが) にも等しい。
ごくごく稀れに、「禁煙タクシー」に出会うと、まさに砂漠の中のオアシスのよう。
とはいえ、全国で総数26万台といわれるタクシーのうち、禁煙タクシーは5000台程度で、わずか2%にすぎない。

「公共交通のうち最も禁煙化が遅れている」と指摘されているタクシーの禁煙化推進を求めて、裁判が起こされていた。
きょう午後、東京地裁でその判決が出た。
新聞夕刊には間に合わなかったようだが、先ほど聴いたNHKラジオのニュースによると、損害賠償請求は棄却。これは、ある程度予想されていたとおりではあるけれど、判決文で「タクシーは全面禁煙がのぞましい」と述べているとのこと。

20年ほど前、新幹線の禁煙車両増設を求める訴訟でも、訴えは斥けられたものの、実態は訴えの主旨に沿うように改善が進んできている。タクシーもぜひ同様に実態が変革されていってほしいもの。

さまざまな議論や意見はあろうが、要するに新幹線と同じように禁煙車・喫煙車を自由に選択できればいいわけで、顧客サービスの観点からも、乗客が選択できる状況を早いとこ実現してもらいたいと切に望むオヤジであった。

「禁煙タクシー訴訟」の詳細は、
⇒ http://nosmoke.hp.infoseek.co.jp/taxi/action/index.shtml

朝、11km(つま先4km) 1:15・58、心拍158。
夜、ステップ運動60分、心拍91。
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3 コメント

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 (素人楽師)
2005-12-20 22:33:03
タクシーってほとんど利用しませんが、車の中で吸われるとなかなかキツイです。さらに増税されたようですし、そのうち「高級嗜好品」として存在そのものが珍しいものになっていくのでしょうか?

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かつてはヘビースモーカーだったが (べが)
2005-12-21 11:12:31
私は20年前まではヘビースモーカーでした。1日にハイライトを60本ぐらいすっていた時期もありました。さすがに朝起きると気持ちが悪かったですね。湾岸戦争のときにタバコの増税が画策されて、やめました。私がタバコをやめたのは周囲の人の七不思議のひとつでさえあります。「吸わなければやめられる!」と、嘯いています。今は嫌煙の旗を振っています。

 でも現場の休憩所は、世間一般よりもはるかに高い喫煙率。禁煙にしろ、分煙にしろ、全く言えません。我慢するか、自分で居場所を探すしかありません。

 当地は雪が例年になく降っています。
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不可思議な有害商品 (ハギA)
2005-12-21 19:36:10
判決が朝刊に大きく紹介されてましたね。「タバコ」をめぐる日本の従来のどうしようもない「喫煙者側からの一方的屁理屈」に基づく判決に比べると、数段マシかも。



◎楽師様 そうですね。ぜひ「存在そのものが珍しいもの」になってほしいもんですね。

歴史的経過を無しにして、今まったく新しい商品として発売しようとしたら、絶対に許可されないでしょう。これほどの、有害・危険な依存性薬物商品は。



◎べが先輩 「湾岸戦争」「増税」がきっかけで断煙とは、先輩らしいっす。

それにしても、「現場」でのご苦労、お察しいたします。どうも、建設界・医療界・タクシー・農林漁業そして出版界などなど、「待つ」ことの多い業界は喫煙率が高い傾向にあるようです。
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